2016年12月31日土曜日

2016年の振り返りと2017年の抱負



2016年も無事に終わりましたので、振り返りを簡単に。ブログをつけ始めて丸2年経った2016年は、本当にいろいろありました。

2016年の振り返り


自分自身のトピックとしては、はやりブログが大きく伸びた一年でした。毎週1エントリーを目指して年間50本を目標にしてましたが、残念ながら少し足りず、44エントリーでした。が、PV数は大きく伸びて、年間のPV数で見ると、2015年の7,844PVから2016年は110,750PVと、14倍のPVになりました。トータルで100エントリー超えたのが大きいのかと思います。昨年立てた目標では、2万PV/年だったので、余裕でクリアですね。エントリー数がもう少し増やせると良かったですが、書き方のコツは掴んだ気がします。

健康面では、ランニングができたりできなかったりで、今ひとつ残念な一年でした。目標としていた7kmは鵞足炎を克服したことで走れるようになったのですが、10kmを目指して距離を伸ばした途端、今度は今度は足首が痛くなるという…。無念です。あと、長年悩まされていたいびきが、ナステントという素敵なアイテムにであったことで、一気に解消したのが非常に大きかったです。これは素晴らしい。

読書は、50冊に全然届かなかったので、大いに反省しているところです。もっと効率良く本を読まねば。

あと、今年は、死ぬまでにしたい100のことが結構はかどりました。運の要素が非常に強い、広島カープのリーグ優勝の瞬間に立ち会えたのは、非常に大きかったです。Reb Bull AIR RACE はまさかの荒天で中止でしたが、また来年もチャレンジしたいと思います。百名山は、丹沢山大菩薩嶺の2つを制覇しましたが、もうちょっとペース上げていかないと死ぬまでに達成できないなぁ、という感じです。


2017年の抱負


まずブログのPVは、単月だと2016年10月に2万PV越えを達成できたので、2万PV/月をベースに追加のコンテンツでアクセス増を狙って、2017年は3倍成長の年間30万PVを目指したいです。

健康面は、10kmをコンスタントに走れるようになりたいです。足首痛をなんとかせねば…。あと、2016年前半は好調だった体重が、後半で一気に増えてしまったので、取り戻したいところです。

読書は、引き続き年間50冊を目標に進めていきたい。

死ぬまでにしたい100のことは、もっと積極的に数をこなしていかないと到底、死ぬまでに達成できないので、10個くらいはこなしたいですね。

なんだかんだと2016年は思った以上に手応えを感じた一年だったので、2017年はそれ以上に飛躍の年にしたいと思います。

2016年12月24日土曜日

年に一度、年賀状を印刷するためだけに、 PIXUS MG6930 を購入しました

 年末の準備って色々とありますが、その中でも欠かせないのが年賀状の印刷。家にあるプリンターの年に一度の出番だったりするのですが、いざ印刷しようとすると、なんと今年はいきなり壊れてしまうというハプニングが発生…。この忙しい時期に…、という思いはありつつも、今まで使っていたのは、Canon の PIXUS 860i という機種でかれこれ10年近くつかっていたので、修理するには対応期間はとっくに終わっていて時間もかかるし、諦めて新しい機種を購入したので、簡単にレビューを書いておきます。



使ってみた率直な感想は…


 今回購入したのは、Canon の PIXUS MG6930 と言う機種です。なぜなら、2016年モデルがタイミングよく出ていて、2015年モデルが安くなっていたから。そして、購入した2016年12月のタイミングで、アマゾンのインクジェットプリンタのカテゴリでカテゴリ1位だったので、ほぼ迷わず選びました。

 10年ぶりにプリンタを購入して思ったのは、インクジェット複合機も10年あれば随分進化するな、と。無線LANに標準対応してて、むしろ有線LANのポートがないという…。3.0型のカラー液晶もついていて色々と設定がプリンタ側からもできて、給紙トレイも前面についていていちいち給紙をしなくて良いし、コピー機能もスキャン機能もついていて印刷しかできない前機種から遥かに高機能化しているし、SNSのスマフォからも直接印刷をかけることができるし、いいこと尽くめでなんと13,500円!(2017年1月15日追記:気になって調べてみたら11,980円まで下がってました。やはり年末は少し価格が高かったみたいで…。)

 しかしその反面、インクが高い!年賀状印刷の最中にインクが切れるのが怖かったので、念のためインクも購入しましたが、純正インクカートリッジのBCI-371XL(BK/C/M/Y/GY)+370XL6色マルチパックは、なんと6,604円もすると言う…。6色マルチパックを2個買うと、それでほぼ本体と同じ値段です。プリンタのビジネスモデルが本体を出来るだけ安い価格で普及させて、消耗品で稼ぐという構造なのは分かりますが、もう少し本体との価格のバランスを考えたほうが良いかと。(どちらかと言うと、本体の値段をもう少し上げても良い気がしています…。)ちなみに、インクの持ちは結構良いので、100枚の年賀状印刷だったら、追加のインクカートリッジは全く必要ありませんでした…。

 あと、最近の機種はもう普通なのかもしれないですが、Google クラウドプリント に対応していて、プリンタドライバ不要でインターネット経由で直接 MG6930 に接続して印刷が可能なので、Chromebook をメインマシンに使っている身としては、印刷がめちゃめちゃ便利になりました。

まとめ


年賀状を印刷する、って目的だけだったら、最近はネットプリントも随分便利になってきてるので、そっちでも良かったんですが、インクジェットプリンタ用の年賀状を購入してしまっていたので、なんだか勿体無くて結局、Canon の PIXUS MG6930 を購入しましたが、結果、色々とできることは増えたので、良かったと思います。使い倒して行きたいですね。




2016年11月12日土曜日

Google Drive 派のあなたがカンバン方式のタスク管理ツールを探すなら、Trello よりも Kanbanchi のほうが断然おすすめです



タスク管理を如何に効率的に行うか?

 これは意識高い系のライフハッカーな人たちにとっては、ご飯が何倍でも進むテーマですよね。私は、意識高い系でもライフハッカーな人でもないですが、いつも試行錯誤を繰り返しながら、いろいろと新しいツールを試しています。ここのところは、世間で大流行中の Trello を使っていたんですが、最近、同じくカンバン方式のタスク管理ツールで、Google Drive と非常に連携性の良い、Kanbanchi というサービスを見つけて、速攻乗り換えたので、ご紹介しておきます。年末年始のお休みで、何かいいツールないかな、とお探し中の方には、ぜひ試してみて頂きたいツールです。

カンバン方式タスク管理ツール Trello とは


 カンバン方式は、言わずと知れたトヨタ自動車を世界一の自動車メーカーに押し上げた、効率を高めるための技術体系であり、ジャスト・イン・タイム生産方式とも言われています。この辺も、ググるといろいろと情報が出てくるので、ぜひ調べてみてください。

 ここでご紹介する Trello は、このカンバン方式に強い影響を受けていて、カンバン方式を意識したプロジェクト管理を行うには、ぴったりのサービスです。

Trello

Infinitely flexible. Incredibly easy to use. Great mobile apps. It's free. Trello keeps track of everything, from the big picture to the minute details.

 詳しい紹介も、腐るほどあるので、興味のある方は、ぜひ調べてみてください。代表的なところは、こんなところかと。


 私も、なんだかんだと1年くらいはTrelloを使ってました。しかし、ツールのコンセプトはほぼそのままで、Google Drive との連携性の良いツールを見つけてしまったので、あっという間に乗り換えてしまいました。それが Kanbanchi です。


Trello の操作性をほぼそのままに、Google Drive との連携性の良い Kanbanchi


 Kanbanchi は、カンバン方式でタスク管理をする際に便利なツールであるという点や操作性は、Trello とほぼ同様ですが、 Google Drive との連携性が優れているという1点において、Trello の追随を許さない利便性を発揮します。サービスも、Google Drive の拡張機能の一つとして提供されています。

Kanbanchi Features

Convert your Kanbanchi Dashboard to a Gantt Chart in one click. See how all your cards relate in time and visually plan project schedules with your team. * Card from email, Export to Google Sheets, Sorting cards by priority, Dashboard Backups and List View included Track your time right within Kanbanchi - choose a card, start the timer, and stop it when you're done.

 実際、上の画面イメージを見ても分かる通り、操作性については Trello とほぼ同等なので、Trello ユーザーの方ならほぼ迷うことはないでしょう。素晴らしい。GoogleドライブにTrello風タスク管理機能を拡張できる「Kanbanchi」を試してみた! | アプギガ を読んでもらえれば、ほぼその場で使えるようになると思います。

 嬉しいのは、ボードの共有が Google Drive のドキュメントの共有と同じ形で行えること。これは Google Drive のヘビーユーザーにとっては、圧倒的にメリットですね。G Suite (旧 Google Apps )を導入している会社さんなんかで、Trello の導入を検討されている場合は、ぜひ一度 Kanbanchi も検討されると良いでしょう。ユーザー側の、操作性に対する混乱が少なくていいですし、ドキュメントの管理がすべて Google Drive 内で行えるので、管理が楽だと思います。

 もう一つ、Trello からのデータを、JSON経由で簡単に Kanbanchi に取り込むことができるので、移行が驚くほど簡単です。手順を以下にまとめておきます。

Trello 側のエクスポート作業

  1. 移行したいボードを Trello で開く
  2. 画面右上の「ボードメニューを表示」をクリック
  3. ボードメニューの「もっと見る」をクリック
  4. 「印刷とエクスポート」をクリック
  5. 「JSONでエクスポート」をクリック
  6. すると、下のような文字ばかりのページが開くので、 Chrome の場合だと「メニュー」から「その他のツール」で「名前をつけてページを保存」で、.json という拡張子で保存しておきましょう。


Kanbanchi 側のインポート作業

  1. Kanbanchi にアクセスし、ダッシュボード選択画面を開く
  2. 「Create dashboard」の下にある、「Import Your Trello Board」をクリック
  3. ファイル選択画面が立ち上がるので、「Select a file from your computer」ボタンをクリックし、先ほど Trello からエクスポートしたjsonファイルを選択

たったのこれだけで、あっという間にデータの移行が完了します。簡単すぎますね。"JSONファイル?なにそれ?美味しいの?"って人でも、JSONファイルを何かするわけではないので、安心して作業できますね。

 ちなみに、この Kanbanchi は、アクセスすると、 https://kanban-chi.appspot.com にURLに飛ばされます。appspot.com で動いているということは、 Google App Engine で動いているってことで、これまた Google 推しなユーザーには、安心ですね。


まとめ


というわけで、Google Drive 派の人たちにぜひおすすめしたかったので、 Kanbanchi のご紹介でした。これから、年末の振り返りの時期を迎えますが、来年の計画立案をどのツールでやるか迷っている方や、 G Suite をバリバリ使っているけど、Trello も使っているよ、という方は、ぜひ試してみてください。

 

2016年11月6日日曜日

2016年シーズンの総仕上げ!広島の街を真っ赤に染め上げた41年ぶりのカープ優勝パレード&優勝報告会をネット配信で見届けました!

 日本シリーズ第6戦で4敗目を喫してしまい、あと一歩のところで力及ばず2016年シーズンが終わった広島東洋カープですが、今年は本当に多くのファンを楽しませてくれました。そしてその総仕上げが11月5日に行われた優勝パレード&優勝報告会。クライマックスシリーズ、日本シリーズと広島に帰っていたので、流石に今回はネット配信でがまんして、ずっと見てましたが、今年のシーズンはあまりにも色々と印象的な話題が多かったので、ついでに色々とカープに関する興味があったことを自分用にメモしておきます。

2016 広島東洋カープ|優勝パレード・優勝報告会

ファンの皆さんの熱い声援を力に変え、25年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープ。ひとりでも多くの方に感謝の気持ちを届けるために。そして、今世紀初の優勝を共に祝うために。1975年以来二度目となる優勝パレード、そして、優勝報告会を開催します。
それにしても、carpwin2016.comという独自ドメインを取ってるあたり、気合いの入りようが伺えますね。


31万人が平和大通りを真っ赤に染め上げたカープ優勝パレード


 優勝パレードを行うのは、1975年の広島カープ初優勝以来41年ぶり。それは注目も集まりますね。ちなみに、その41年前の優勝パレードは、今や日本のゴールデンウィークを代表するお祭りであるひろしまフラワーフェスティバルとして脈々と今につながってます。今回の優勝パレードで、更にフラワーフェスティバルがパワーアップすることまちがいなしですね。

 しかもなんと主催者発表では、前回の30万人を超える31万3000人が平和大通りを埋め尽くすという、まさに広島市内が真っ赤に染まった瞬間ですね。ちなみに、これがどれくらいすごい数字かというと、wikipediaによると広島市の人口が2016年6月1日の推計で118万9530人なので、なんと広島市民の26.3%、4人に1人以上が参加してることになりますね。リアルなイベントでこの参加率はすごい!(ってかそれを考えると、前回の優勝パレードの1980年当時の広島市の人口が99万人なので、参加率で考えると30%を超える参加率が驚異的です…!)

 優勝パレードの様子はこの辺のページを見ると雰囲気が伝わると思います。
そしてなによりRCCテレビ公式YOUTUBEチャンネル!中継をYOUTUBEで見れるなんて、いい時代になりました!ヘリを飛ばしての空撮も力入ってますね。



中国新聞社もいい仕事してますね。


マツダスタジアムが広島市民の歓喜に打ち震えたカープ優勝報告会


 そして続いてマツダZoom-Zoomスタジアムで開催されたカープ優勝報告会。ファンに取ってはこれまたたまらない報告会になりました。これまたYOUTUBEで全部見れるのが素晴らしい!



そして、広島東洋カープと中国新聞社の共同企画「あなたに見せたかった」も泣けますね…。
 なんというかもう、今回のカープ優勝報告会は、単にカープの優勝を祝うセレモニーというだけでなく、この25年間果たせなかったご先祖様へのご報告というか、広島市民を上げての墓参り的な意味合いを持っていたんじゃないかと思いました。

 67分ありますが、辛い時、悲しい時に、ビール片手に何度でも繰り返し見たいと思います。


涙なしには語れない黒田博樹投手の引退セレモニー


 優勝報告会の中であった黒田選手の引退セレモニーも感動的でしたね。男気が流す涙、その後ろ姿にこちらの涙も止まりませんでした。これぞまさに、2006年のFA権行使かカープ残留かで揺れていた黒田選手にファンが送った
"君が涙を流すなら、君の涙になってやる"
というあの言葉そのもの。この後ろ姿、涙なしには語れません。
 本当に、東京ドームでのセントラル・リーグ制覇後の、黒田投手の胴上げに立ち会えて良かったです。すっかり黒田博樹の代名詞となった「雪に耐えて梅花麗し」は、今後の広島カープにとっても、大切な言葉になるのではないかと思います。

 セレモニーの前に行われていた引退会見も、黒田投手の人柄が現れたいい会見でしたね。まずは10月18日の引退表明会見から。何度も何度も、ファンのおかげ、選手のおかげ、と感謝を口にし、恩返しができれば、と語る男気がにじみ出た引退表明会見ですね。
これ、黒田選手の引退会見は5分20秒あたりからですが、その後2時間ぶっとおしの特番をほぼ一人でしゃべり倒す達川光男氏のトークにも注目です。


 そして優勝報告会の前日に行われた引退会見。これもまたユーモアあふれた人柄のにじみ出る引退会見でした。

 選手もファンも、なんとか日本シリーズ第6戦を勝って、第7戦では大谷投手と投げ合って日本ハムファイターズから勝利をもぎとり、黒田投手を日本シリーズでも胴上げしたかった、というのが本音ですからね、やっぱり。

会見の中での黒田投手の
「出来すぎの野球人生だったと思いますし、最後はリーグ優勝もできましたし、自分の中では満足のいく野球人生だったかなと思います。」
「結果的にはチームが日本一になれなかったので悔しい思いもありますけど、自分の中では出し切ったという充実感はありますね」
という言葉に、選手にしろファンにしろ、救われた人は多かったのではないかと思います。



 黒田博樹投手、20年の長きに渡って野球を続けてくれて、カープを支えてくれて、本当にありがとうございました。


気になったカープ関連の小ネタ


Number のカープ特集が熱い


特にシーズンの終盤になって広島カープの戦いに注目が集まっていく中で、Number の特集が抜群に読み応えがありました。


911号での広島優勝特別編集「カープの魂。」と914/915号での「広島vs.日本ハム 6戦の物語 男たちの日本シリーズ」は、必読です!

それ行けカープはやっぱりいい曲


 ご存知、広島東洋カープの球団歌「それ行けカープ〜若き鯉たち〜」。やっぱりいい歌じゃあ。クライマックスシリーズファイナルステージ第4戦、日本シリーズ第6戦と、マツダZoom-Zoomスタジアムで、大合唱しましたが、これほど高らかに「それ行けカープ」を歌い上げることができて、最高です。




まとめ


 2016年は、今年の日本シリーズ敗退は、「雪に耐えて梅花麗し」でいうところのまさに雪!この雪に耐えて、来年2017年こそ、セ・リーグ制覇、そして日本シリーズ制覇と、麗しい梅花を咲かせましょう!さあ、来年も、
勝つぞ!勝つぞ!カープ!大きな声で、ひーろしまー!


2016年の広島カープ観戦記録こちら




2016年10月31日月曜日

残念!32年ぶりの日本一まであと一歩。真っ赤に染まるマツダスタジアムで、広島東洋カープの日本シリーズ第6戦を観戦してきました

 2016年10月29日は、カープファンにとって忘れられない悔しい日になってしまいました。「おしい!広島県」というキャッチコピーで自虐的な広島県のPRが話題になったのが、今を遡ること4年前の2012年。で、今年は、「おしい!広島カープ」という一言に尽きる日本シリーズ。2016年9月10日の東京ドームで読売ジャイアンツを打ち破ってのセントラル・リーグ制覇2016年10月15日のマツダスタジアムで横浜DeNAベイスターズをめしとってのクライマックスシリーズ制覇、とノリにノッていた広島東洋カープですが、残念なことにあと一歩のところで32年ぶりの日本一を勝ち取ることはできませんでした。

 しかし、リーグ制覇、クライマックスシリーズ制覇を見届けてしまったからにはやはり、
"32年ぶりのカープの日本シリーズ制覇の瞬間に立ち会いたい!"
と思うのが人情ってもので、なんとなんと日本シリーズの第6戦、第7戦のチケットが先行抽選で全くもって意外にもするっと手に入り、幸いなことにマツダZoom-Zoomスタジアムで応援することができましたので、当日のマツダZoom-Zoomスタジアムの様子を書き留めておきます。




いざ、二週間ぶり二度目のマツダZoom-Zoomスタジアムへ


 なんとなく事前の予想では今回は、早くても4勝2敗で、遅くても4勝3敗で、いずれにせよカープがホームのマツダスタジアムで32年ぶりの日本一になってくれると嬉しいなぁと考えていたので、今回はe+の先行抽選で第6戦、第7戦に絞って申し込んでみたところ、なんともあっさりとどちらの試合も一塁ホーム側のスカイシートに座席が取れました。前回のCSのチケット争奪戦も激しかったですが、クライマックスシリーズ、日本シリーズとチケットが手に入るとは、何たる幸運。一生分の運を使い果たした気がします。

 というわけで、いざ、二週間ぶり二度目のマツダZoom-Zoomスタジアムへ!しかも今回のスカイシートは、記者席の真後ろ。ものごっつい望遠カメラを構えて、試合中に写真撮影→その場で画像編集→サイト更新とものすごく効率的に仕事をこなすプロのプロ野球記者の後ろ姿を堪能することができました。これはこれで、かっこいい。

北海道日本ハムの栗山監督と広島東洋カープの緒方監督のメンバー交換を撮影する記者の後ろ姿。


最高の舞台で最高のパフォーマンスを発揮する選手たちもかっこいいですが、こうしたプロフェッショナルな記者さんの後ろ姿もかっこいいですね。どのようにして一球速報が更新されているかがよくわかりました。

そして、前回同様、真っ赤に染まったマツダスタジアム。第1戦/第2戦は幸先のいいカープの2連勝からの、第3戦/第4戦/第5戦は一転、敵地北海道でまさかの3連敗で迎えた後がないホームでの第6戦だったので、カープファンは祈るように応援してました。


なにせここを勝って第7戦に持ち込めば、お互い3勝3敗であと1勝で日本一という緊張感のあるシチュエーションで、日本シリーズ後の引退を表明した広島カープ黒田投手とリアル二刀流として活躍する球界の至宝ファイターズ大谷の投げ合いが見えるかも知れないという大一番になる可能性が高く、それはもう野球ファンでなくても見てみたいような夢の一戦になるかもしれないので当然、応援にも力が入るというものです。


 しかし、4対4で迎えた8回表、2アウト走者なしからまさかのジャクソンが崩れ、西川・中島・岡の三連打で満塁にされ、4番中田翔の打席での栗山監督のネクストバッターズサークルに大谷を送る見せ大谷という名采配。


 その後、中田をストレートのフォアボールで押し出しの1点、結局大谷は打席に立たず、相手投手のバースにもヒットを打たれもう1点、そして最後にレアードの満塁ホームラン、とぐうの音も出ないほど打ち込まれ6点差をつけられ一気に試合の流れを持って行かれてしまいました…。ぐう。ジャクソンスマイルが見たかったよ…。

 で、結局その後も、試合をひっくり返すことができず、まさか日ハムの優勝を、ズムスタで祝福することになろうとは…。


 まぁ、日本シリーズまで、選手たちはよく頑張ってくれて、カープファンにいい夢を見させてくれました。感謝感謝です。日本一の称号は、来年また取りに行きましょう!

 やー、しかし、負けてしまったから、というのもあったかもしれませんが、10月末のスタジアムはとにかく寒かったー。夏なら飛ぶように売れるであろう生ビールがほとんどです、皆さん熱燗やホットワイン、カープうどんなどで暖を取りながらの観戦となりました。こんな季節まで野球を楽しめるとは、なんて幸せなことだろうと思いつつも、選手の皆さんもこの寒さの中でベストなパフォーマンスを発揮するために準備をするのは大変だと思いました。本当にお疲れ様でした。

来季2017年こそ、目指せ33年ぶりの日本一!


第7戦の開催を信じていただけに、悪夢のような8回表のまさかの展開で日本シリーズが終わってしまったのは残念でしたが、ヒーローインタビューでの
"どっちに転んでもおかしくないゲームばかりで、勝った実感がまるでない"
という栗山監督の言葉通り、本当にどちらが勝ってもおかしくない展開だったと思います。最後の最後は、緒方監督の采配力が一歩及ばず、勝てる試合に勝てなかった、という印象でしょうか。

 しかしどちらかと言うと、カープファンとしての落胆は、何としても第6戦をもぎ取って第7戦に持ち込み、日本シリーズで引退を決めている黒田投手になんとかもう一度マウンドに上がってもらいたかった、というのが正直なところではないかと思います。

 その辺の気持ちは、黒田博樹に繋げなかった空虚感。動くリスクを怖れた広島の「型通り」| Number Web がものすごく的確に記事にしてくれているので、ぜひご一読ください。カープファンの気持ちは、まさにこの通り!先の見えない勝負事の世界とは言え、第6戦は落としては行けなかったし、逆にそのプレッシャーがチーム全体に重くのしかかっていたんだろうなぁと。勝負の世界がいかに難しいか、肌身を持って体感した日本シリーズでした。


まとめ


 というわけで、日本シリーズでは32年ぶりの日本一とはならず、残念な結果に終わってしまった広島カープの2016年シーズンでしたが、それでも25年ぶりのセ・リーグ優勝、クライマックスシリーズ制覇とファンに夢を見せてくれた一年でした。この背番号15に、とても大きな勇気をもらいましたね。この勇姿がもう見れないかと思うと、なんとも寂しい気分です。



選手、そしてカープファンの皆さん、お疲れ様でした!今年の忘れ物は、また来年取り返しに行きましょう!


2016年の広島カープ観戦記録こちら



2016年10月16日日曜日

25年ぶりの日本シリーズ進出おめでとう!真っ赤に染まるマツダスタジアムで、広島東洋カープのクライマックスシリーズ制覇を見届けてきました

 東京ドームで読売巨人軍を打ち破ってセントラル・リーグ制覇を成し遂げた2016年9月10日はカープファンにとって忘れらなない一日となりましたが、2016年10月15日もカープファンにとって忘れられない一日になりました。そう、広島東洋カープにとって、実に25年ぶりの日本シリーズ進出です。

 カープのリーグ優勝に立ち会ってからというもの、普段はそんなに熱心なカープファンというわけではないのですが、あんなに印象的な試合に立ち会ってしまうと、ムクムクと欲が沸いてくるもので、
"25年ぶりのカープの日本シリーズ進出の瞬間に立ち会いたい!"
と猛烈に思ってしまいました。ダメ元で、9月23日のクライマックスシリーズファイナルステージのチケット争奪戦に参加してみたところ、なんと見事にチケットをゲットしたので、喜び勇んで広島に帰って、立ち会ってきましたクライマックスシリーズ制覇の瞬間に!ということで、当日のマツダZoom-Zoomスタジアムの様子を書き留めておきます。




激戦のCSチケット争奪戦で広島の街がやばいことに


 まずはなんといっても幸運だったのが、クライマックスシリーズのチケットの抽選に当選したこと。たまたまその日は休みをとっていたので、11時前からパソコンの前でスタンバイ。悩ましかったのは、いつのチケットを取るか、ということですが、どのみち平日に球場に行くのは無理なので、10月15日土曜日の第4戦に狙いを絞って勝負に挑みました。

 しかし、その瞬間、広島の街もやばい事になっていたようで…。
11時になった瞬間に、申し込みボタンを押しては見たものの、しばらく全く反応がなくて諦めかけていたのですが、3分ほど経ってやっと画面が変わったところ、なんと座席の確認の画面が!やー、チャレンジしてみるものだ。


いざ、広島が世界に誇るベースボールパーク、マツダZoom-Zoomスタジアムへ!


 そして、狙い通りアドバンテージを含めて3勝1敗で迎えた10月15日。実は10月14日金曜の試合開始前は、すでに大手をかけていたので流石に3連勝でCS制覇を成し遂げ、日本シリーズ進出を決めるだろうと思っていたら、なんとなんとまさかの敗戦。第3戦目をみながら軽く飲んでたのですが慌てて切り上げ移動の準備をし、土曜朝一の移動で行ってきましたマツダZoom-Zoomスタジアム!


 実は、広島市民球場時代は何度かカープの応援に球場に足を運んでいましたが、マツダZoom-Zoomスタジアムは初の訪問!テンション上がります。というわけで軽く球場紹介しておきます。

広島駅から球場に向かう道、通称カープロードでは、ローソンも真っ赤です。


随所にテンションを上げる看板が。さすがにカープファンの聖地!


まずは外観から。流石に広島が世界に誇るベースボールパーク。堂々たる風格です。


そして、広島の中心にある繁華街のメインストリート、本通りと同じ道幅で作られているらしい、球場をぐるっと一周できるコンコース。さすがにこの日は、その瞬間を目に焼き付けるために集まったカープファンで見事に真っ赤に染まってました。


ライトポール際に設置された、バーベキューを楽しみながら試合観戦ができるびっくりテラス。これは楽しそう。


そして、寝ころびながら試合を楽しめる寝ソベリア。晴れた日は、寝ソベリアでごろごろビールを飲みながら野球観戦とか、最高ですね。


びっくりしたのは、ルネサンス棟。ズムスタのすぐ隣に併設された、スポーツクラブ&スパ ルネサンス 広島ボールパークタウンのスポーツジムから、身体を動かしながら野球を見れるという贅沢な作りになってます。これ、チケット代とかどうなってるんだろう…?


ウッド調テーブルと椅子が用意され、ゆったりと野球観戦できるコージーテラスもいい感じです。


これはビールが捗ります。


コンコースには、カープ選手がプロデュースした丼がメニューに並ぶ Koi Court や、


市民球場自体から脈々と受け継がれる市民球場名物カープうどんなど、


フードコートも充実してます。野球ファンでなくても十分に楽しめる、ベースボールパークと呼ぶに相応しい球場になってました。やーこれは楽しい。

熾烈なチケット争いでゲットした座席は、なんと幸運にも一塁ホーム側のスカイシート。ベンチを上から見渡せる良いシートでした。


右を向いても左を向いても、カープ一色の、気合入った一日でした。



そしていよいよ試合開始


 この日の始球式は、なんと、ポルノグラフィティの新藤晴一!ポルノグラフィティも好きなミュージシャンなので、これはラッキーでした。


 そして始まった試合は、1回裏に一挙6点を入れるビッグイニングに!


 当然、パフォーマンスシートは、大盛り上がりです!


スカイシートからは、ホームベースもよく見え、応援にも熱が入ります。


 点を取ったり取られたり、カープファンにとっては結構冷や冷やした試合展開でしたが、ホームゲームだけあって、ものすごく気合の入った熱気ある応援でしたね。試合展開こそ違うものの、これぞまさにルーズヴェルト・ゲームというやつですね。


横浜ベイスターズを破り日本シリーズ進出!目指すはカープ32年ぶりの日本一


 そして結果は8-7でベイスターズを下し、見事、クライマックスシリーズファイナルステージを制覇、広島東洋カープが25年ぶりの日本シリーズ進出を決めました!


優勝盾の銀皿を受け取る緒方監督。選手たちもよく頑張ってくれました!素晴らしい!


予告はされてましたが、胴上げなどのセレモニーは行われなかったのですが、それでもやはりホームでのクライマックスシリーズ制覇を見届けることができたのは、最高に幸せですね。


やー、ほんとチケットが取れて、広島に帰ってきて良かった。鈴木誠也選手の言葉を借りるとするならば、
"最高でぇーす!"
の一言につきますね。日本シリーズも、シーズン中の勢いのままに勝ちを重ねて、ぜひ32年ぶりの日本一を勝ち取って欲しいですね。


そして喜びに湧く広島の街へ


試合後は、勝利の余韻を味わいに、広島の街へ繰り出すことに。
カープロードにあるラーメン屋、呉麺屋では太っ腹なのことに、振る舞いラーメンが行われていて、長蛇の列ができてました。


お好み焼きを食べに行きましたが、当然のごとく一杯目のビールは無料でした。恐るべし、カープ効果。そして、本通りのパルコ前では、ファンが集まり道行く人の胴上げが行われてました。


盛り上がりすぎて、お巡りさんも胴上げされていたみたいで…(笑)。胴上げされた警察官も、記憶に残る勤務となったことでしょう。
そして、本当にこの一言です。
"カープ優勝おめでとう!感動をありがとう!"




まとめ


 というわけで、ラッキーが重なり、東京ドームでのセ・リーグ制覇に続いて、ズムスタでのクライマックスシリーズ制覇の現場に立ち会うことができました。やー、本当にカープファンで良かった。この勢いで、32年ぶりの日本一を達成してもらいたいですね。

勝つぞ!勝つぞ!カープ!大きな声で、ひーろしまー!


P.S. ちなみにカープ25年ぶりのリーグ優勝&CS制覇は、選手の力だけではなく、たくさんの裏方さんが影から支えてくれています。こんなかっこいい裏方さんもいたんですね。カープ専属の名物ドライバーとか、かっこ良すぎる。


2016年の広島カープ観戦記録こちら



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