2016年9月24日土曜日

これぞいびき対策の決定版!驚きのいびき低減効果を発揮するナステント装着日記

 自分では気付かないけど、知らない間に周りに迷惑をかけてしまっていることって、結構ありますよね。私の場合、それの最たるものが、いびき。子供の頃から結構いびきをかいていて、中学や高校の時の修学旅行や部活の合宿、大学の時はサークルの合宿などでは、朝起きてから「うるさい」と回りから非難轟々なんですが、大抵の場合は気持よく熟睡しているだけで、本人としてはうるさいという自覚がないので、どうしろと…と、なんとも言えない気持ちになってました。

 さすがに社会人になってからは、いびきをかいてるという自覚はでてきたので、ブリーズライトや口閉じテープ、いびき対策マウスピースやいびき対策まくらなど、一通りのいびき対策グッズは試してみたんですが、どれもイマイチ効果がなくてなんとなく諦めモードになってました。

 あとは、レーザー手術を受けるくらいかなとも思ったのですが、知り合いにいびきがうるさいと嫁から言われて、いびきのレーザー治療を受けた人がいて、色々と聞いてみたところ、手術後めちゃめちゃ痛いと言っていて。口蓋垂(のどちんこ)をレーザー照射で焼き切るわけですから、そりゃまぁ痛そうですよね。しかもあまり効果がなかったとのことで、いびきのレーザー治療にはイマイチ乗り気ではなかったのです。

 が、ついに見つけてしまいました。絶対的に効果のあるいびき対策の決定打。これなしにはもう眠りにつくことはできないくらい、効果のある対策グッズだったので、ぜひ紹介しておきたいと思います。




いびき対策の注目アイテム、ナステントとは?


ナステントとは、一言で言えば、
いびき・睡眠時無呼吸対策用のチューブ型鼻腔挿入デバイス
です。

 2015年の販売開始以来、ものすごい勢いでメディアで取り上げられていて、実は私も初めて知ったのは、8月20日のサタデープラスの"知っているだけで必ず役に立つ!医療の最前線大公開"という特集で、「いびき&無呼吸を解消する600円のチューブ“ナステント”」を見てからでした。なんというか、小島瑠璃子さんが無理無理と言いながらも鼻にチューブを差し込む絵がインパクトあって…。こじるりよく頑張った!

 土屋アンナさんが鼻にチューブを挿入しているPVもなかなかにインパクトあります。



 調べてみると、ナステントを試してみた系のレビューブログもすでに結構ありました。
 そして注目すべきは、ナステントは、専門医療機関・医師と共同開発された一般医療機器ということで、お医者さんからも支持を受けてる点ですね。"ナステントのご案内"で検索すると、色んな医療機関のホームページも出てきます。
というわけで、サタデープラスを見た3時間後には、お試し6本セットを購入してました。


今まで試したいびき対策グッズの中では、抜群に効果の高いナステント


 じゃあ、実際のところ、どれほどの効果があるのかは、気になるところですよね。先ほど紹介したレビューブログでも、効果があると感想は書いてありますが、実際のところどれほど効果があるのかってことがイマイチ定量的に示されてないので、恥を忍んで、自分の身体で実際に試してみた結果を紹介したいと思います。

 いびきの計測には、いびき対策アプリとして評価の高い、いびきラボを利用しました。いびきのうるささを時間軸でグラフ化してくれ、いびきスコアとして数値化して表示してくれて、無料で使えるところがナイスですね。(数値は、大きいほど騒音が酷い)

いびきラボ - いびき対策アプリ (SnoreLab)
いびきラボ - いびき対策アプリ (SnoreLab)
無料
posted with アプリーチ

 睡眠時に、ナステントを装着してない状態と、ナステントを装着した状態で、いびきラボのグラフといびきスコアがどのようになっているか、それぞれ5日分ご紹介します。


ナステントを装着してない状態のいびき


 こちらが、ナステントを見つける前の、ただいびきを録音して、状況を知ることしかできない状態でのいびきです。






 こうしてあらためて見てみると、なかなかにお恥ずかしい結果です。いびきラボでは、いびきのサンプリング録音機能もあって、自分のいびきを聞けるんですが、大音量になっちゃってるところは、正直、爆音です。これは確かに、同じ部屋で寝るとか無理ですね…。今まで同室で寝たことのある方々、すみませんでした…。


ナステントを装着した状態のいびき


 そしてこちらがナステントに出会ってからのいびきです。正しく装着すると、効果絶大なのが分かります。







 今までは大音量を振り切らんばかりにかいていたいびきが、大きい時でもせいぜい騒がしいレベルにまで収まっていることが分かります。一切いびきがないってことはないですが、一晩を通していびきの音量が下がっていることが分かります。今までの睡眠とは一体なんだったのか…。


ナステントによる驚きのいびき低減効果!


 ということで、語るまでもなく効果は一目瞭然ですね。いびきラボのいびきスコアで考えると、ナステントを装着してない状態のいびきスコアの平均が141.8なのに対して、ナステントを装着した状態のいびきスコアの平均はなんと28です!この数値だけ見ると、
"ナステントのいびき低減効果は、なんと驚異の80%"
と言うことができそうです。大分ざっくりした数字の出し方であるのはまぁおいておいて、使ってみた感想として効果のほどは間違いないです。今まで試してきたいびき対策グッズは一体なんだったのか…。何より、いびきの音量が全体的に下がるのが嬉しいですね。


違和感に慣れる事ができるかがポイント!ナステント装着日記


 というわけで、ナステントのいびき低減効果の高さはお分かりいただけたと思いますが、その効果を自分で体験するに至るには一つ、乗り越えないといけない大きな壁があります。それは、挿入時の違和感。取扱説明書などには、違和感に慣れるには毎日使って3〜4日かかると書いてありますが、自分の場合は、実際にはなんだかんだと2週間くらいかかったので、ナステントの違和感にどんな風に慣れていったかメモしておきます。



紹介ビデオではサラッと入れてますが、ここに至るまでに結構な修行が必要です。


まずはお試し6本セットでフィッティング


 ナステントを使うにあたって、最初にして最大の難関、それがこのフィッティングでしょう。サタデープラスでこじるりがナステントを鼻に挿入している映像を見てから一週間後、手元に届いたお試し6本セットを早速使ってみました。このお試し6本セットは、自分の身体にあったナステントの長さを知るために非常に重要なフィッティングなので、ナステントを試す方はまずはここからはじめましょう。

 初日、フィッティングマニュアルに沿って120mmから試します。ナステントを恐る恐る鼻の中に差し込んで行くと、40mmくらい入ったあたりからものすごい違和感です。鼻水がとめどなく出てきて、なぜか涙も出てきます。イッテQ!の温泉同好会で森三中やいとうあさことかが挑戦している鼻ヨガ、いつも爆笑しながら見てましたが、冗談じゃなくあんな感じ。

芸人さんっていつも、こんな大変な目にあってたんですね。結局初日はナステントを装着するのに30分くらい格闘しました。しかし、夜は鼻から喉にかけての違和感で、熟睡できず。そして、長さが短かったのか、いびきの音量にもそんなに変化はありませんでした。

 二日目、三日目と5mmずつ長くしながらフィッティングをしていきます。初日にくらべると違和感は少なくなり、慣れてくるので5分くらいで装着できるようになります。鼻水や涙も、初日に比べると随分減りましたが、まだ長さが足りないのか、いびきの音量は多少は下がりましたが、まだそこまでの効果は認められませんでした。寝てる最中の違和感も、慣れてはきますが、まだ熟睡はできない感じです。

 四日目の135mmで、やっと長さがあってきた気がします。挿入は相変わらず5分くらいはかかりますが、鼻水や涙があんまり出なくなりました。人間の適応能力ってすごい。そしてここからいびきの音量がぐっと下がりました。

 五日目、六日目の140mm/145mmは挿入時の違和感は大分慣れてきたのですが、自分には長すぎたのか、装着時に長すぎて喉の奥に強い違和感を感じるようになりました。痛みこそないですが、ぶっとい魚の骨がのどの奥に刺さった感じが近いと思います。とにかく、つばを飲み込む時にものすごい違和感。これはこれで辛いですね…。

 というわけで、一週間に渡るフィッティングの結果、135mmを利用することにしました。人にも拠るんでしょうが、慣れるまでが結構きついです。


ナステントを使い始めて一ヶ月の感想


 というわけで、135mmでナステントの利用を開始しました。利き鼻がよくわからなかったので、右用と左用は両方買いました。自分の場合は、慣れるまで二週間くらいかかりましたが、慣れてくると違和感がなくなるというよりは、違和感はあるけど気にならなくなる、という感じで、熟睡もできるようになります。いびきラボで確認したとおり、抜群のいびき低減効果を発揮するのが嬉しくて、毎日使うようになりました。

 一ヶ月ほど使って気付いたのは、たまに正しく入らないことがあるのと、朝起きた時にいつの間にか抜けていることがある点です。

 正しく入らないのは、ナステントを奥にいれるときにのど側にはいらず鼻側に戻ってきて、そもそもV字型にした状態で鼻の中にいれたような状態になってしまうケースです。これは、装着中は9割方入った段階でつばを飲み込んだ時に、軽くナステントが押し返されるような感じがあるかと、長さがあってれば喉の奥にナステントの先っぽが見えているかどうかで確認ができるので、わりとすぐに違いに気付けるようになると思います。どうも、ナステントを挿入するときに、上に上に差し込んでいると、こうなってしまうみたいです。奥に奥にというイメージで、顔の上ではなく中心に向けて差し込んでいくと、すっと入るようになりました。

 朝起きた時にいつの間にか抜けているのは、未だに原因がよくわかりませんが、20本使って3回くらいありました。最初は、鼻の中に入ってしまったのかと軽くパニックでしたが、すぐ胸の上に落ちているナステントを発見して一安心。ノーズクリッパーが外れて自然に取れてしまったのか、寝てる間に無意識に外してしまったのかは不明ですが、たまには外れることがあるみたいです。

 そしてそういえば、副作用というほど大げさなものではないですが、心なしか鼻毛がよく伸びるようになった気がします。違和感には慣れつつも、身体としては異物は異物として認識して防御力を高めてるんですね。

 なんにせよ、違和感さえ乗り越えてしまえば、ナステントはいびき対策グッズとしては最高におすすめです。


まとめ


 テレビで見つけて、「これだ!」と思ってみて、効果を実感して、ぜひ多くの人にも使ってもらいたいと思い、ナステントを紹介しました。

 実は、ナステントを使用する上でもう一つ壁があると思っていて、それは、価格の部分です。定価で実に1本600円(税抜)。毎月4箱まとめ買いすることで20%OFFの1本480円まで下がるとは言え、使い捨てで毎月13440円かかるのは、効果に見合った金額であるとは言え、やや高い印象も受けます。

 そこはきっと、多くの方が使って商品として普及することで、もっとぐっと値段は下がってくるんじゃないかと思うので、このエントリーをみて「これだ!」と思ったいびきにお悩みの方は、ぜひ試してみてください。

 あと、Makuake というクラウドファンディングで、ナステント 1week という繰り返し利用可能なタイプのナステントを開発中のようです。目標1000万円の資金調達予定に対して、9月末で1200万円の資金調達に成功していて、期待の高さがわかりますね。

 これで一回あたりの利用価格がぐっと下がりそうで、2017年初旬予定の発売が待ち遠しいですね。私も支援しちゃいました。今後のナステントの商品ラインナップも要注目ですね。

 というわけで、いびき対策に抜群のいびき低減効果を発揮するナステントの紹介でした。

【2017年1月21日追記】ナステントが自主回収と販売停止になりました


 誤飲事故の発生を原因として、2017年1月19日付でナステントの自主回収販売停止のお知らせが流れています。

 販売実績約100万本中の1件まさに万に一つの誤飲事故、しかも結果的には健康被害がなかったとのことで、影響は大きくなさそうな事故にもかかわらず、自主回収と販売停止という対応は、安全性を重視するセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ社の姿勢が明確に現れていて、非常に好感の持てる対応ですね。

 タイミングよく次の一ヶ月分が来た直後だったので自分で使う分の在庫は余裕ありますが、こんなに効果の高いいびき対策グッズは他にないので、一刻も早く販売が再開されることを切に望みます。2016年11月には60億円の資金調達もしているみたいだし、ナステントクラシックがもっとたくさん売れて、単価が下がって購入し易くなるといいですね。


【2017年6月18日追記】ナステントが販売再開になりました


 約半年の販売停止を経て、ついに待ち望んだナステントの販売再開の運びとなりました。

 医師の指示書が必要になるそうですが、また使えるのは嬉しい限り。しかも、合わせて発表された値下げも、定期購入のハードルが下がって嬉しいニュースですね。


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