Gmail の受信トレイにハングアウトの履歴が残る問題とは?
ハングアウトの機能で、チャットの履歴を残すかどうかを設定することができるのですが、これを有効にしていると、Gmail の受信トレイに、ハングアウトの履歴が1通のメールのように表示される問題です。結構な頻度でハングアウトを使っていると、受信トレイがどんどんハングアウトの履歴に侵食されてしまい、一個ずつアーカイブするのも面倒だなと思っていました。
調べてみたら、実は Google 公式のプロダクトフォーラムにも、未解決の問題として、スレッドができていました。
■ブラウザ版gmailの受信トレイにハングアウトのメッセージを表示させたくない
https://productforums.google.com/forum/#!topic/gmail-ja/WwWYBNiXjhU
Gmail の受信トレイにハングアウトの履歴が残る問題の解決方法
プロダクトフォーラムのやり取りにもあるように、Gmail の設定では、ハングアウトの履歴を受信トレイで非表示にすることはできない模様です。
では、どのようにしてこの問題を回避するかというと…、それは、みなさんお馴染み、フィルタの設定で回避ができました。具体的な設定手順は以下の通りです。
- 「in:chats」で検索をかける →すると、チャットの履歴のみが選択された状態になります。
- 検索窓の右端の下三角ボタンをクリックして、詳細検索画面を表示する。そのまま、「この検索条件でフィルタを作成」リンクをクリック
- すると、「フィルタの作成を確認」というウィンドウで、"「label:」、「in:」、「is:」、日付範囲(「before:」、「after:」など)、またはスター(「has:yellow-star」など)の条件を指定したフィルタ検索は、受信メールに一致しないためおすすめしません。 本当に次のステップに進んでもよろしいですか?"と聞いてくるので、「OK」ボタンをクリック
- フィルタの設定で、「受信トレイをスキップ (アーカイブする)」と「XX件の一致するスレッドにもフィルタを適用する。」にチェックを入れて「フィルタを作成」ボタンをクリック(ちなみに、チャットの履歴が多いと、ちょっと心配になるくらいフィルタの作成に時間がかかります。)
と、たったこれだけで、長年のちょっとした不便から開放されることができました。天才で良かった。
まとめ
同じ問題にいらいらしてた方も多いと思うので、これは、地味に効果のある Gmail のハックだと思います。自分の中ではとても満足度の高い設定メモでした。