2017年2月25日土曜日

今更ながらにマッサンの舞台となったニッカウヰスキーの余市工場を見学してきました

 2014年度下半期の朝の連続テレビ小説「マッサン」、毎朝楽しみに見てました。面白かったですよね。ドラマが終わってもう2年半になりますが、いつか行きたいと思っていた聖地巡礼にやっとこさ行くことができました、ニッカウヰスキー余市工場。まだ雪深い2月の余市の景色が素晴らしかったので、紹介しておきます。



ウイスキー好きにはたまらないニッカウヰスキー余市工場


 ニッカウヰスキー余市工場は、JR余市駅を降りて徒歩5分のところにあります。近い!入り口までは、全く迷うことなく辿りつくことができると思います。



せっかく行くならやはり工場見学ツアーで効率よく見学しましょう


 現地に行くまで知らなかったのですが、30分毎に無料の工場見学ツアーをやっていました。ラッキーなことにちょうどタイミングも良かったので、工場見学ツアーに参加してみました。真っ白な雪景色の工場に赤い制服が映えて、ツアーガイドのお姉さんかわいいです。



 ちょうどタイミングよく、工場見学したこの日から上期の製造開始ということで、石炭直火焚き蒸溜をこの目で見ることができました。本当に石炭を燃やしてるんですね。ポットスチルに注連縄がかけてあるのが、なんとも日本的というか、実家が日本酒の造酒屋だった竹鶴政孝らしいですね。



 出荷前の貯蔵中の樽がズラッと並んだ貯蔵庫。壮観ですね。ツアーガイドのお姉さんがかわいい。



随所に見られるマッサンの面影もまた楽しい


 もちろん余市工場の敷地内には、在りし日の竹鶴政孝とリタを忍ばせてくれる建物もたくさんあります。写真はリタハウス。



 敷地内に併設のウィスキー博物館には、マッサンのロケで使われた小道具の展示も行われています。


 竹鶴政孝も、結構やんちゃな方だったようで、びっくりするでかさの魚拓とか、熊を狩ったときの写真とかが展示されてました。



工場見学と言えば、やっぱり試飲が最高ですね


 工場見学ツアーの最後には、もちろんお約束の無料試飲が待っています。雪景色を見ながら楽しむウィスキーは、本当に最高です。


 左から、竹鶴ピュアモルトのトワイスアップ、スーパーニッカの水割り、アップルワインのロック。自分で割るのもまた楽しい。試飲会場は、当然ながらものすごい人だかりが。海外からのお客さんもたくさんいましたよ。


 ちなみに、ウィスキー博物館の中には、有料の試飲コーナーもあります。試飲コーナーというよりは、すでにバーの雰囲気。


 ここで飲んだ余市モルトのシングルカスクも、最高の味でした。下手すると飲みすぎて出来上がってしまう。


 他にも、飲めはしないですが、レアなウィスキーもたくさん展示してあります。ウィスキー博物館に飾ってあった第1号ウィスキー。"FINEST MALT POT STILL"の一文に、作り手のプライドを感じますな。神々しさすら感じる一本です。


 工場見学ツアーの集合場所に飾ってあった、カープが悲願の日本一を成し遂げた1979年の Gold & Gold 。これはカープファンにはたまらない一本ですね。後ろのサインは、マッサン役の玉山鉄二さんとエリー役のシャーロット・ケイト・フォックスさんのサインが。



まるまる一日楽しめるニッカウヰスキー余市工場


 残念ながら、時間がなくて行けなかったんですが、余市工場内には、"カフェレストランたる"が併設されています。もうあと一時間欲しかった…。


 お土産物屋さんには、ウィスキーのミニチュアボトルがどっさり。買いたくなりますよね、こういうの。

 
ちなみに余市は、果実・ウイスキーの里であるだけでなく、ソーラン節発祥の地でもあるそうです。なんとも言えない味のある、ソーラン武士。




ついでに余市以外の北海道も満喫してきました


 今回は仕事がメインの北海道旅行だったのですが、幾つか余市以外にも北海道を満喫することができました。やー、北海道いいですね。

札幌と言えばやっぱりこれ。奥芝商店のスープカリー


 泊まってるホテルの近くにあったので、昼一番で食べに行ってきました、奥芝商店のスープカレー。オーダーしてから出てくるまで結構時間がかかりますが、これは確かにその待ち時間に見合うくらい美味しい。


 回転と同時に店に行ったので並ばずに入れたのですが、店をでる頃には長蛇の列になってました。



新千歳空港温泉が思いの外良くて最高です


 今回はちょっと早めに新千歳空港に移動して、一度行ってみたかった新千歳空港温泉に行ってみました。温泉で旅の疲れを癒してからのフライトは、はっきり言って最高です。


 なかなかに雰囲気もいい感じで、海外の人にも喜ばれそう。モニターでちゃんとフライト状況が確認できるのが良いですね。ちょっと背伸びをすれば、露天風呂から滑走路も見えて、飛行機好きにもたまらない温泉です。


 休憩所も充実していて、旅の疲れが一瞬でとれます。飛行機の時間を忘れて、一日中でもゆっくりできそうな充実っぷりです。



まとめ


 余市工場に行った日は、真冬で気温はキンキンに冷えているけど、天気はバッチリ晴れていて、レミオロメンの粉雪ばりに、本当に綺麗な粉雪舞う冬景色でした。



 雪景色の中にぽつんとおいてあるポットスチルもまた綺麗。最高のタイミングで訪問できて良かったです。




2017年2月14日火曜日

Chrome OS 56 へのアップデートはちょっと待ってちょっと待ってお兄さん。ログインできなくなって途方にくれた話をします

 まだ日本語の情報が相当少ないですが、同じ症状でお困りの方も多かろうということで、ざくっと調べた限りの情報をメモしておきます。メインマシンに chromebook を使い始めて早くも丸2年近く立ちますが、今回のアップデートは正直最悪…。まだ、アップデートしてない人は、絶対にアップデートしないようにしましょう。



2017年2月11日にリリースされた Chrome OS 56


英語のページで恐縮ですが、こちらで、リリースの案内がされています。

Introducing Chrome OS 56

Posted 2/10/17 9:13 AM

ざっくり訳すと、
安定版チャンネルの Chrome OS を 56.0.2924.87 にアップデートしましたよ(でも、ASUS Chromebook Flip C100PA と 2015年版の Google Chromebook Pixel と Acer Chromebook R11 は対象外だけどね)。
 このバージョンには、たくさんの不具合修正、セキュリティアップデートと機能の拡張が含まれます。システムは、数日間のうちにアップデートを受け取ります。

1) シェルフ(サイドバー)とシステムメニューにマテリアルデザインを導入
2) Chrome OS 向けの Flash コンポーネントのアップデート
3) ハイコントラストモードの新しいキーボードショートカット
4) ChromeVox スクリーンリーダー(目の不自由な方のための補助機能)の新しいバージョンが全ての Chromebook でデフォルトになりました。

 と言った感じです。マテリアルデザインを取り入れたデザインを取り入れたことで見た目の変化も大きく、ここ最近のアップデートの中では、結構大き目のアップデートだと思います。しかし、大きな落とし穴が…。


Chrome OS 56 にアップデートすると、なにが起こるのか?


 で、その Chrome OS 56.0.2924.87 にアップデートすると何が起こるかと言うと、ログインできなくなります…涙。

 もう少し正確に言うと、chromebook の所有者アカウントでログインしようとすると、メールアドレスとパスワードを入力して認証は通るのですが、ログイン直後に強制シャットダウンされて再起動がかかって、何回やり直してもログインできなくなってしまいます。もうどうすることも出来ない…。

 日本語での悲鳴はまだ上がってないですが、英語の Chromebook Central Help Forum には、似た症状での悲鳴が上がってます。



 まさに同じ症状ですね…。まだ試して無いんで恐らくなんですが、バージョンを 56.0.2924.87 に上げてしまった以上は、PowerWash とかかけても、この症状は治らないんじゃないかと思います。 PowerWash であっさり直りました…。

 では、どうすれば良いかと言えば、ゲストモードで chromebook を起動して、利用したい所有者アカウントで Google アカウントにログインしましょう。この方法だと、ログインしても再起動はかかりません。

【2017/03/14追記】 日本語のブログでも、同じ症状のエントリーを見つけました。
Chromebookが突然ログインできないので初期化した。アップデート更新が怪しい? | クロームブックぶる


まとめ


 やー、流石に最初は焦りましたが、しばらく調べてこれはもうどうにもならんと諦めました。今回の不具合は、結構大きな不具合だと思うので、ゲストモードで起動する方法でしばらくしのいで、不具合が解決されたバージョンが出るのを待ちたいと思います。

 この記事にたどり着いた方の多くはすでにバージョンアップ後で残念な想いをした方々だと思いますが、もしまだ幸運にもバージョンアップしてない場合は、絶対に、Chrome OS 56.0.2924.87 へのアップデートは避けましょう。というわけで、Chrome OS のアップデートの記録でした。

【2017/02/18追記】 バージョン 56.0.2924.101 がリリースされましたが、この不具合は解消されず…。残念。

【2017/02/19追記】 ものは試しにと PowerWash をかけてみたところ、あっさりと直りました。良かった良かった。もっと早くに試しておけばよかった。

【2017/03/14追記】 バージョン 56.0.2924.110 にアップデートしたところ、今度はメモリ不足で再起動が多発する不具合に遭遇…。またもや PowerWash で解決しました。どうも、バージョン56系は不安定で行けませんね…。



2017年2月11日土曜日

Gmail の受信トレイに残るハングアウトの履歴を非表示にしたいときの設定メモ

 実は長年、地味に気になって気になって仕方がなかった "Gmail の受信トレイにハングアウトの履歴が残る問題"ですが、ついに解決したので、設定メモを残しておきます。気付いてみたら、なんでこんな簡単なことに気付かなかったのかというほど、単純な話でした…。が、しかし、現時点でこの問題を解決してた人はいない模様なので、やはり天才なのか、俺。




Gmail の受信トレイにハングアウトの履歴が残る問題とは?


 ハングアウトの機能で、チャットの履歴を残すかどうかを設定することができるのですが、これを有効にしていると、Gmail の受信トレイに、ハングアウトの履歴が1通のメールのように表示される問題です。結構な頻度でハングアウトを使っていると、受信トレイがどんどんハングアウトの履歴に侵食されてしまい、一個ずつアーカイブするのも面倒だなと思っていました。

調べてみたら、実は Google 公式のプロダクトフォーラムにも、未解決の問題として、スレッドができていました。

ブラウザ版gmailの受信トレイにハングアウトのメッセージを表示させたくない
https://productforums.google.com/forum/#!topic/gmail-ja/WwWYBNiXjhU


Gmail の受信トレイにハングアウトの履歴が残る問題の解決方法


 プロダクトフォーラムのやり取りにもあるように、Gmail の設定では、ハングアウトの履歴を受信トレイで非表示にすることはできない模様です。

 では、どのようにしてこの問題を回避するかというと…、それは、みなさんお馴染み、フィルタの設定で回避ができました。具体的な設定手順は以下の通りです。


  1. 「in:chats」で検索をかける →すると、チャットの履歴のみが選択された状態になります。
  2. 検索窓の右端の下三角ボタンをクリックして、詳細検索画面を表示する。そのまま、「この検索条件でフィルタを作成」リンクをクリック
  3. すると、「フィルタの作成を確認」というウィンドウで、"「label:」、「in:」、「is:」、日付範囲(「before:」、「after:」など)、またはスター(「has:yellow-star」など)の条件を指定したフィルタ検索は、受信メールに一致しないためおすすめしません。 本当に次のステップに進んでもよろしいですか?"と聞いてくるので、「OK」ボタンをクリック

  4. フィルタの設定で、「受信トレイをスキップ (アーカイブする)」と「XX件の一致するスレッドにもフィルタを適用する。」にチェックを入れて「フィルタを作成」ボタンをクリック(ちなみに、チャットの履歴が多いと、ちょっと心配になるくらいフィルタの作成に時間がかかります。)

 と、たったこれだけで、長年のちょっとした不便から開放されることができました。天才で良かった。


まとめ


 同じ問題にいらいらしてた方も多いと思うので、これは、地味に効果のある Gmail のハックだと思います。自分の中ではとても満足度の高い設定メモでした。


2017年2月4日土曜日

Google先生の先生に俺はなる!Googleを賢くするアプリ「クラウドソース」が地味に楽しい

 たった数語、自分の知りたいことに関連するキーワードを検索窓に入力するだけで、的確な情報を大量に教えてくれる Google 先生。社会人にとっては、自分でろくに調べもせずに人に何かを尋ねると速攻で「ググレカス」と言われる世知辛い世の中を生き抜くために、必要不可欠な存在であることは間違いないですね。



 そんな、知りたいことを何でも教えてくれる Google 先生ですが、わからないことは逆に人類に聞いてみよう、という実に謙虚な姿勢の持ち主のようで、実にひっそりと、人類の叡智を収集するためにあるアプリをリリースしていた模様です。偶然見つけて試してみたところ、実は地味に楽しかったので、メモしておきます。


Google がついに人類に助けを求めるためのアプリ「クラウドソース」をリリース



 先日、ある日突然、スマートフォンがエラーを起こしまくって、泣く泣くandroidを初期出荷状態に戻したのですが、その再セットアップ中に見つけてしまったアプリがこちら。その名もずばり、クラウドソースです。

クラウドソース
クラウドソース
開発元:Google Inc.
無料
posted with アプリーチ

 今のところ、android版のみリリースされている模様です。起動するとホーム画面が立ち上がります。



「感情の評価」「手書き入力認識」「翻訳」「翻訳の検証」「マップ翻訳の検証」「Landmarks」「画像の文字変換」の7つの項目があるので、それぞれ、どんな項目なのか見ていきましょう。

「感情の評価」で、文章に込められた想いを理解しようとするGoogle先生


「感情の評価」では、文章を読んで「ポジティブ」な文章なのか「ネガティブ」な文章なのかを評価します。例題はこんな感じです。

 Google先生は、グルメな表現にも興味があるようです。


 まるで思春期の青年のような漠然とした不安にも、興味があるようです。


 結構シュールな一言。この文章の前にあるはずの文章が気になって仕方ないです。


 絵文字に込められた感情をも、正確に把握しようとしています。小堀さんがどのように怖かったのかも、興味がつきませんね。


 サラリーマンの魂を言葉にしたような一言。Google先生のことは、とても評価してますよ。


 質問の傾向からするに、なかなかに人生の機微に触れるような複雑な感情に興味があるようです。


「手書き入力認識」で、汚くて読めない文字でも理解しようとする涙ぐましい努力を怠らないGoogle先生


 「手書き入力認識」では、OCRによる文字認識ではなかなか読み取れないような汚い文字や崩れた文字を、実際にその言葉を記入してもらう形で質問されます。

 こういうストレートな質問、嫌いじゃないです。やはりGoogle先生は、思春期のまっただ中なのだろうか…?


 なかなか渋い単語をチョイスしてくるGoogle先生。ちなみに、ヨタ話のヨタは、落語でよく題材とされる愚か者だけど親孝行な「与太郎」が語源らしいです。勉強になります。


 に。ひらがなの探求にも余念がありません。


 どのようにして単語をチョイスしているか興味のあるところですね。

「翻訳」で、なんとも訳し難い日本語にも果敢にチャレンジするGoogle先生


「翻訳」では、出てくる日本語を直接、英語で表現するとどうなるかを聞いてきます。

 Google先生は、結婚にも興味があるようです。


  今話題の社会問題にも、ぐいぐい突っ込んで主張してきます。食の安全性にも興味があるようですね。


 ラノベのタイトルでしょうか…?と思ったら、実際にあるラジオドラマのタイトルでした。Google先生は、日本のサブカルチャーにも興味があるようです。


 なんとも哲学的な一言。Google先生は、人生というものにも含蓄を蓄えようとしているのか…?


 個人的に一番ヒットした質問がこちら。「まぼべそん。」ってそもそも何…?元の単語の意味が分からないので、翻訳も厳しいですね…。ちなみに、調べたら、誰かのハンドルネームの模様です。


 なかなか英語にしづらい、微妙なラインを指定してくるあたり、Google先生さすがです。


「翻訳の検証」で、微妙なニュアンスや翻訳しづらい文章に意見を求めてくるGoogle先生


「翻訳の検証」では、○×で翻訳が正しいかを聞いてきます。

 Google先生は、どうやら猫派の模様です。最初に認識した画像も猫だったというし、相当の猫派ですね、これは。


 日本の食文化にも興味がある模様。"Weight gaining stew for sumo"と、辞書的な翻訳をサジェストしてくるあたり、なかなかの学者肌です。


 とまどい。まさか、まさか、Google先生はGrayのファンなんでしょうか?


 これまた、英語にしずらい単語をチョイスしてくる…。"eat a potato"がどこから出てきたのかが気になります。


 なんとも微妙な表現にまで切り込んでくるGoogle先生。どっちも正しいと思います。



 これからも、どんどん翻訳するには微妙な単語を見つけては、人類に挑戦状を叩きつけてくるんでしょうね。

「マップ翻訳の検証」で、日本のお店やスポットを正確に翻訳しようとするGoogle先生


「マップ翻訳の検証」では、日本のお店やスポットの英語名を、「はい」か「いいえ」で、聞いてきます。気になって調べてみたら、当然のごとく、全て実在のスポットのようです。

 ポテトかいつかを"potato or sometime"と訳してくるセンスは嫌いではありません。中学校の先生だったら、○をつけてあげたいところ。「かいつか」は固有名詞なので、"potato kaitsuka"で良いですね。惜しい。


 人に聞くよりは直接、病院に問い合わせて確認したいところですが、そこをソーシャルの力で解決しようとする姿勢は、いかにもGoogle先生っぽいです。


 固有名詞もとにかく正確に翻訳したい性格の模様です。"Hiroshi lights sha"も個人的には好きな翻訳です。


 日本の温泉文化にも興味がある模様。こちらは見事に翻訳してくれてますね。


 Google先生のやる気を感じさせる翻訳。日本語のユニークな店名にも対応してきますが、魚のあとの「っ」の強意表現は、"fish! fish!! Itchorai"くらいが適切ですね。惜しい。

2020年に向けて、より多くの外国の方をお迎えするためにも、できるだけ正確な翻訳を増やしておきたいですね。


「Landmarks」で、景色さえもラベル付けしようとするGoogle先生


ですが、残念ながらこの「Landmarks」は、日本語対応してない模様です。


 英語をチョイスすると出題されますが、流石にこれは、近くに住んでる人ではないと回答が難しい…。

日本語でもこんな感じの出題だと、結構しんどいですね。



 日本語対応が待ち遠しいですね。

「画像の文字変換」で、画像に写り込んだ文字の認識精度を高めるGoogle先生


 「画像の文字変換」では、画像に写り込んだ文字を入力方式で回答します。実はこれ、ログインの時などに使われているreCAPTCHAで使われているあれですね。



どこまでの叡智が集められるかは、協力して得られるリターン次第ですよ、Google先生


 ちなみにこの「クラウドソース」、今のところは、協力したことで得られるリターンは、ただただ栄誉のみです。問題を進めていくと、こんな感じでレベルが上がっていきます。


 どのカテゴリでどれくらい協力したかは、一覧で確認できます。


 で、協力したタスクに応じて、バッジがもらえる寸法です。コレクター魂に火がつきますね。


 で、協力したタスクを少しずつ増やしていくと、段々とレベルが上がっていきます。


 レベルによって、得られる特典が上がってきます。この辺、Google Map のローカルガイドと同じ仕組みですね。


 協力したタスクが増えるほど、コミュニティと密接に繋がれるという特典です。レベル5で得られるリターンに、Facebookグループへの招待という特典がありますが、こそはHangoutグループだろ、とかツッコミたくて仕方がないです。そして、しかしながら、私が欲しいのは栄誉だけじゃなく、実利も欲しいのです。せめて、アンケートのアプリのように、Google Play のクレジットなどの形で還元してもらえると、Google先生の貢献度が飛躍的にあがるはずだと思うのは、私だけでしょうか?


クラウドソースで集められた人類の叡智は、Googleのサービスとして人類に還元される模様です


 ちなみに、Google がクラウドソースを使って集めた人類の叡智をどのように活用するのか、気になるところですよね。

 翻訳なんかは、Google 翻訳やGoogle Mapの多言語対応に大いに役に立ちそうですよね。

 手書き入力認識やLandmarkの機能は、おそらくですが、Google Cloud Platform で提供されている Cloud Vision API の手書き文字認識機能や、ランドマーク検出機能の精度向上に使われるはずです。

 感情の評価は、これまた Google Cloud Platform で提供されている Cloud Natural Language API の感情分析機能に利用されるのではないでしょうか?この感情分析機能、日本語には現在のところ未対応なので、早く Google 先生に賢くなってもらって、機能として使えるようになってもらいたいですね。

 こうした毎日のちょっとした協力が、Google先生の機能向上に繋がって、ひいては利用する側にメリットがあるのであれば、どんどんいろんなことに協力して、Google先生の先生になりたいですね。


まとめ


 クラウドソースを使って、毎日3分間だけおのおの自分のわかる範囲でGoogle翻訳の精度向上に貢献することで、結果として外国語の習得しなくてもよくなるなんて、これぞまさしく、情けは人の為ならず。今日もこつこつ、満員電車に揺られる通勤時間に、Google先生の先生になるべく、今日もクラウドソースを起動するのです。しかしこれ、今のところは得られるリターンは名誉のみ、というストイックなアプリなので、アンケートアプリのように、Google Play のクレジットなどで報酬が貰えると嬉しいですね。



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