2017年1月21日土曜日

【2017年版】気になるあの企業のミッションとビジョンを勝手にまとめてみた

企業のビジョンとミッションが気になって仕方がない年頃です。個人的に気になる企業のビジョンとミッションを、目にしたタイミングでとりとめもなく自分用のメモに残しておきます。2017年に見つけた気になる企業を、ぼちぼち書き足していきます。



株式会社ヴァル研究所


駅すぱあと」でお馴染みのヴァル研究所さん。最近は、「駅すぱあと」と各種カレンダーサービスとを連携して、 移動と精算にまつわる業務を効率化するためのツール「RODEM」をリリースされてます。これ、実際に使ってますが、アポとって予定を入れて経路を調べて経費精算をして、と地味に時間のかかっていた業務に、ほとんど時間がかからなくなりました。はっきり言って、便利です。

株式会社ヴァル研究所

経路検索ソフトのパイオニア『駅すぱあと』の開発・販売元であるヴァル研究所の企業サイトです。

ミッション


世の中の当たり前を変えることで
人々の可能性をひろげ
活力に満ち溢れた社会を実現する

ビジョン


思考の一歩先を提供する
熱狂的イノベーションカンパニー


株式会社シグマクシス(SIGMAXYZ)


 2008年に設立した気鋭のコンサルティング企業、シグマクシス。短期間で急成長を遂げ、設立
5年後の2012年度には年間売上高100億円を突破、2013年12月には、東証マザーズに上場を果たしました。しかしその後、一時的に業績低迷に苦しみましたがここのところ業績はV字回復、株価も急上昇してます。仕事の中で、企業名を聞くことも多くなってきましたね。

株式会社シグマクシス(SIGMAXYZ Inc.)

アグリゲーションで、新たな価値創造モデルの実現へ。

ビジョン


Xpartner for Your Z
究極なる価値と喜びを創造する
戦略実現のシェルパ

社名の最後をXYZにしているあたりシティハンターのように、後がないときでもなんとかしてやるぜ、という気概を感じるだけでなく、ちゃんとビジョンとリンクしているあたりも素晴らしい。


LIFE STYLE 株式会社


 実写VRに特化したVRクリエイター支援事業を展開するベンチャー企業です。Googleのストリートビュー事業も手がけています。メディアへの露出も多くて、ホームページもクールで、参考にしたい点が多いです。

LIFE STYLE

LIFE STYLEは、実写VRに特化し、VRクリエイターの支援事業を展開するベンチャー企業です。世界のVRを生み出すエコシステムの創造 | LIFE STYLEは世界一の企画人財チームとして世界に感動を起こし続けます。

ビジョン


世界一の企画人財チーム

 LIFE STYLEとは”新しい生き方を表現する場所”であり、それは究極の自立を指します。自立とは、社会的責任を果たすことによって成り立つものだと考えており、それが、LIFE STYLEが価値ある企画を生み出す”世界一の企画人財チーム”を志す理由です。


ミッション


感動を起こす
〜人々の体験の幅を広げる〜

 そして、価値ある企画とは、0-1の瞬間を生み出し人々の想像を超える仕組みを創ることを指しています。人は自分の想像を超えた時に初めて感動をするのです。だからこそ、その瞬間をより多く作り出すこと、即ち「感動を起こす」ことが私たちの使命なのです。


ビジョンとミッションが非常に明確で、ビジネスとのバランスが取れていて、素晴らしいですね。



株式会社ほたる



 今年知った会社の中で、間違いなく一番ビジョナリーというか、ぶっ飛んだビジョンを持った東大発ベンチャーです。

 "新しい水インフラの選択肢としてのパーソナル水循環システムによる未来の自由を目指すハードウェアスタートアップです。水の問題から人々を解放し、どこにだって水の心配なく出かけられる、そんな未来をつくるために、私たちはポータブル水循環ソリューションを開発しています。"

とホームページにも書いてある通り、パーソナルに持ち運べる水浄化システムを作っています。

ほたる: 未来のOff-Grid水システム.

さあ、水の自由を、あらゆる人に、あらゆる場所で。まずは、どこでもシャワーを浴び続けれる未来から。

 何言ってんだこいつら?って方は、ぜひこの動画をご覧ください。未来を変えてくれそうな感じが半端ないです。


フィロソフィー


Water Makes Us Free.
水は人をしばるものではなく、自由にするものだ。

ビジョン


Water Freedom for Everyone, Everywhere.
さあ、水の自由を、あらゆる人に、あらゆる場所で。

 ミッションとビジョンではなく、フィロソフィーとビジョンとしているところが珍しいですが、書いてあることは超クール!!!ホームページの作りからして、世界を見てビジネスしてるあたりも、素晴らしい。間違いなく要チェックなベンチャーの一つです。





2017年1月14日土曜日

android端末を初期化して工場出荷状態に戻す前にやっておきたい設定メモ

 android.process.acore エラーが出るようになって半年、悲しいことに月一くらいのペースでスマフォをリセットする機会に恵まれてます。なんだかんだ半日くらいかかるので面倒くさいことこの上ないのですが、android端末のリセットには大分慣れてきたので、自分用にいつもの手順をメモしておきます。大雑把にですが、以下の手順で初期化すると、手間なくうまくリセットできます。




1. 事前準備


まず、「設定」→「その他設定」→「バックアップとリセット」で、「自動復元」を「オン」にしておきましょう。これをやっておくと、今入ってるアプリがリセット後に自動でインストールされるので、随分と後が楽になります。




 あと、ホーム画面のキャプチャを撮っておくと、復元後に見ながら同じ状態に戻せるので、楽でいいですね。


2. 電子マネー系のデータのバックアップ


 やってしまって一番手痛いのは、うっかり電子マネー系のデータが消えてしまうこと。それぞれの電子マネーで、「電子マネー 機種変更」などで検索すると、すぐにやり方が出てくるので、絶対にこれだけは事前にやっておきましょう。

 私の場合、Suica と Edy を使っているので、この2つは欠かさずやってます。

・モバイルSuica の機種変更手続き

・楽天Edyの機種変更手続き


3. その他のアプリのバックアップ


 基本的に、クラウド側に自動でデータを保管してくれるサービスを使うことを心掛けてますが、どうしても一部、自分でバックアップを取らないといけないサービスがあります。渡しの場合は、以下の2つ。それぞれ、バックアップデータの保存先に Google Drive を指定できるので、バックアップ/リストアを非常に簡単に行うことができます。

・熟睡アラーム
「メニュー」→「共通設定」→「バックアップ」欄から、「Google ドライブへバックアップ」/「Google ドライブから復元」


・Google 日本語入力の辞書データ
「Google 日本語入力設定」→「辞書ツール」→右上メニューの「現在の辞書をエクスポート」/「辞書をインポート」


4. SDカードのマウントの解除と物理的な取り出し


 これはうっかり大切なデータを消してしまわないように、絶対にやるようにしています。初期化が終わってまたSDカードを差し込めば、すぐにデータにアクセスできるので、初期化の前には忘れずに取り出しておきましょう。


5. オールリセット


1~4までの事前準備をしたら、いよいよリセットです。
「設定」→「その他設定」→「バックアップとリセット」で、「個人データ」欄の「オールリセット」でリセットしましょう。


6. アプリのアップデート


リセットのあとは、1.の事前準備で行った自動復元で勝手にアプリが降ってくるので、まずはすべて最新版になるよう、アップデートしておきましょう。その後、片っ端からアプリにログインしなおしていけば、リセットは完了です。


まとめ


 というわけで、android端末の初期化メモでした。慣れてくるとやってること自体はなんてことはないんですが、それなりに時間を取られてしまうので、最短でこなすためのメモでした。それにしても、android.process.acore エラーは早くなくなって欲しいですね。

 ちなみに個人的には、android.process.acore エラーを起こさないために、入れないほうが良いアプリとして認識しているのは、以下のアプリです。気がついたら、可能な限り更新していきます。


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2017年1月7日土曜日

閉館間近の石原裕次郎記念館に行って、閉館しないための5つの改善点を勝手に考えてみた

 昭和生まれの人間ならば誰でもが知っている昭和の大スター、石原裕次郎。大学生時代に、朝の10時半から西部警察の再放送をやっていたのをきっかけに見るようになり、20万人が参列したという総持寺で行われた13回忌には、おそらく人生最長の10時間くらいの待ち行列に並ぶほど、はまってました。こうして改めて見ても、かっこいいですね。



 そんな石原裕次郎ゆかりの品が集められた石原裕次郎記念館が、2017年8月31日を以って閉館するというので、これは閉館前に行ってみねばということで、年末年始休暇を使って雪遊ぶ真冬の小樽まで行ってきました。



 しかし、実際行ってみたところ、内容が微妙でこれは確かに閉館するな…、という残念な印象を持ってしまいました。年始の期間中で団体客が居ないとはいえ、他に来館者はいなくて貸し切り状態。入館料の1500円が高いか安いかという議論は別にして、石原裕次郎にゆかりのものを展示する記念館として、もう少しいろいろとやり方があったはずなので、感想などをメモしておきます。


石原裕次郎記念館閉館の本当の理由


 石原裕次郎記念館閉館の理由については、施設の老朽化をメインに、来館者数の減少や石原プロ危機説とか、様々なメディアで言いたい放題言われてます。個人的には 小樽の「石原裕次郎記念館」が見納め―今年閉館する3つの理由とは | 北海道ファンマガジン がよくまとまってて館内の写真も豊富でわかりやすかったです。

 が、いろいろと理由が挙げられてはいますが、とどのつまり本当の理由は、老朽化した施設をメンテンナスすることもできないほどに、石原裕次郎記念館が単独で儲かっていないからなのは間違いないのです。

 Twitterを見ても、数多くの閉館を惜しむ声が上がっているというのに、そこを収益に変えられてないのは手痛いですね。






 そこで、裕次郎ファンとして幾つか思うところもあったので、直ぐにあんまりお金をかけずにできそうな収支改善案を勝手に考えてみたいと思います。


石原裕次郎記念館を存続するために今すぐできる5つの改善案


まず、ホームページを今風にリニューアルしてみては?


 今回、石原裕次郎記念館に行くにあたって、一番びっくりかつ残念だったのが、ホームページの作りが古すぎること。

小樽 石原裕次郎記念館[yujiro-kinenkan.com]

(null)

 なんともインターネット黎明期を彷彿とさせるような、ノスタルジックでレトロなデザインのホームページです。石原裕次郎が昭和の大スターだからと言って、ホームページはもっとモダンなテイストで良かったんじゃないかと思います。

 札幌から電車で石原裕次郎記念館に行く際のアクセスを知りたかったんですが、情報にたどり着くにはまずトップページにアクセスして、やたら長いページをひたすらスクロースして下まで表示して…、



一番下にやっと表示される「クリックして中をご覧ください」というリンクをクリックして2ページ目に飛び、これまたやたらと長い2ページ目をスクロールして下まで表示して…、



一番下にやっと表示される「次のページはここをクリック」というリンクをクリックして3ページ目に飛び、ここでも一番下までスクロールすると、



やっと、
●当館までの交通機関
・JR小樽駅より中央バス・ぱるて築港線で約20分
・JR小樽築港駅より徒歩約10分
という欲しい情報にアクセスできるという…。もう少し、トップページに「開館日」「館内案内」「新着情報」「アクセス」「グッズ情報」「スタッフブログ」などのメニューの形でどこにどの様な情報があるかを示して欲しいところです。ページ自体も、画像埋め込みがメインで作られてしまっているので、これではSEO効果がほぼ見込めないですね。今風にするならfacebookやtwitterへのシェアボタンも欲しいところです。石原プロモーションのホームページはこの辺、ある程度考えられているだけに、非常に残念。もったいないです。石原裕次郎記念館も株式会社として独立しているとは言え、もう少しなんとかしてあげられたんじゃないかと思うともったいないですね。ついでに言うと、周辺の観光案内なんかもあると、遠方から来られる方には嬉しいかと思います。


小樽築港駅からのアクセスをもっとわかりやすくしてみては?


 やっとホームページで最寄り駅の情報を手に入れたので、喜び勇んで小樽築港駅に辿り着きましたが、ここから石原裕次郎記念館へのアクセス方法が良く分からない…。そもそも、ホームページのアクセス情報に簡単な地図くらい載せておいて欲しいところですが、リアルに駅についても、「石原裕次郎記念館こちら。徒歩10分」的な案内が一切ないので辛いです。

 実際のところは、小樽築港駅から歩道橋で繋がるウィングベイ小樽の中を延々と端から端まで歩き、駅から一番遠い側にあるAEONの1階出口を出てすぐ目の前にある信号の横断歩道をわたって、道路の向かいに目指す石原裕次郎記念館があります。最後の道路を渡るところだけ屋外ですが、あとはほぼ屋根があるところを移動できるので、濡れることはほぼないかと思います。



 石原裕次郎記念館に来る人の殆どが車で移動する個人客かツアーバスで乗り付ける団体客ってのもあるんでしょうが、もう少し電車からのアクセスも考えたほうが親切だと思いました。石原裕次郎記念館側も、ウィングベイ小樽側からのアプローチは想定してないみたいで、AEONを出た側から見える面(上の写真の右側の面)には、一切、石原裕次郎記念館という表示が見えてませんし、ウィングベイ小樽の中にも、一切「石原裕次郎記念館はこちら」みたいな順路案内がなくて、歩いている時にかなり不安になります。案内所の人に聞いたら教えてはくれましたが、もう少し近隣施設同士、仲良くできないものかと思います。


物販重視の姿勢をもう少し見なおしてみては?


 ホームページを見てもお気付きかと思いますが、ページの大半がグッズの紹介に割かれています。そしてその割に、商品詳細のページには、「商品についてのお問い合わせは」と電話番号とメールアドレスが書いてあるだけで、なんとホームページからは直接、商品が買えないという、ユーザーの利便性を一切無視した作りがなんとも残念な感じです。

 下の写真は、撮影OKエリアに展示されている非売品のスーパーZの模型。作りは荒いけど、なかなかの迫力。



 そしてびっくりしたは、入館時に渡される紙の館内案内。両面5つ折のパンフレットになってるのですが、片面は丸々「裕次郎シニアファッション記念商品カタログ」として、グッズの紹介しか書いてありません。もう一面も2/5が西部警察のグッズ紹介、1/5がグッズ紹介とティーラウンジのメニュー紹介、1/5は表紙として使っていて、タイトルの「館内案内」に使われている紙面はわずか1/5。パンフレット全体で見ると、わずか1/10しか館内案内に使われてません。しかもそのわずか1/10ページの案内も2/3くらいの面積が石原まき子夫人の石原裕次郎記念館閉館にあたってのご挨拶で、肝心の館内情報は、「石原裕次郎記念館のご案内」と題して、「営業時間」と「入場料金」が書いてあるだけという…。入館案内というからには、せめて、展示物やトイレの位置がわかるフロアマップが欲しいところです。これでは、館内のご案内ではなく、石原裕次郎記念グッズのご案内です。記念グッズが欲しい人は、わざわざ石原裕次郎記念館に来て、パンフレットを見て商品を選ぶのではなく、ショップで実物を見て商品を選ぶと思うのです。


展示内容ももっと工夫できるのでは?


 石原裕次郎記念館に入ってすぐ、シアタールームで7分の資料映像を見るブースがあるのですが、これも映画の名シーンをつなぎあわせただけの、石原裕次郎に関する説明など一切なしの無限ループ映像です。これでは何を伝えたいのか一切分からない…。ここは、石原裕次郎を知らない人でも、石原裕次郎がどういう人で、この記念館でどんな展示がしてあるのか、何を伝えたいのかをコンパクトに紹介する映像にしたいところです。

 館内の撮影禁止もイマイチなところですね。映画「黒部の太陽」のセットや「栄光への5000キロ」で使用したブルーバード、裕次郎の着用したジャケットや愛車のベンツやコンテッサ号の室内のレプリカなど、迫力のある展示物が多いので、撮影OKにしてバンバンSNSで拡散してもらえば良いと思うのです。ガルウィングのベンツとか、座ってみたい人も多いと思うので、レプリカでも良いので、シートに座って記念撮影1回300円とかで、入場料以外にも収益源を作ることはできそうな気がするのになぜやらないのかと。

 かろうじて、記念館の入口に西部警察に使用された劇用車が、撮影自由になってますが、こういうところをもっと増やせばいいのにと思います。



 “映画はスクリーンで見るもの”が持論だった石原裕次郎がもし自身でこの記念館をプロデュースしてたら、もっと体験型の記念館にしてたと思うのです。

細かいところでは、どこかの展示物説明パネルで、西部警察の木暮課長の字を間違ってシールで直してるとか…。そこは間違っちゃだめなところなので、作り直しするところだろと。


カフェではなくて、バーにしたほうが、裕次郎っぽいのでは?


 石原裕次郎記念館の順路の最後は、裕次郎の愛艇コンテッサ号のラウンジを模したティーラウンジ「ハレ・コンテッサ」があるのですが、ここももう一工夫できそうな。裕次郎の好物だった裕次郎パンやソフトクリームなどがおいてあるのはわかるんですが、ドリンクがコーヒー・紅茶とソフトドリンクだけ。裕次郎と言えばやはりお酒!ここは一つ、カフェからバーにイメージチェンジして、ショップで売ってる裕ワインや裕次郎の松竹梅の清酒大吟醸、焼酎のJAPAN裕次郎なんかを一杯いくらでその場で飲めるようにすれば良いのです。バスツアーでくる団体客はお酒を飲んでOKだろうし、ドライバーの方はご遠慮ください、ってとこだけしっかり守れば、お一人様一杯ずつくらいはお酒を出しても問題ないはず。

 正月らしく、エントランスには宝酒造の松竹梅の酒樽が飾られてましたが、裕次郎といえばはやりお酒でしょう。



 個人的には、コンテッサ号で潮風に吹かれながら飲むお酒もさぞかしうまいだろうけど、事件解決後に課長室でブランデーを傾ける西部警察の木暮課長の気分を味わいたいのです。小樽築港駅のハーバーを見渡せる部屋にセットを作ってブランデー片手に記念撮影とか、絶対流行ると思うのです。


まとめ


 というわけで、好き放題妄想してしまいましたが、石原裕次郎記念館は、昭和の大スター石原裕次郎というピカイチのコンテンツを持ちながら、展示の仕方や魅せ方、商品の売り方がイマイチどこを向いているか分からず、勿体無い、という印象です。

 石原裕次郎ファンの高齢化なんかも、閉館の理由にあげられてましたが、言うほど石原裕次郎というコンテンツの価値は減ってないのではないかと思うのです。実際、気になってちょっと調べてみましたが、石原裕次郎という単語の検索回数はここ数年横ばいをキープしています。(青のラインが石原裕次郎、赤のラインが石原慎太郎)



 比較として東京都知事も務めた兄、石原慎太郎と名前の検索回数を比較してみると、片や存命の元小説家・政治家と比較して、2004年から2016年までのトータル検索回数だとやや負ける程度というのは、もうすぐ没後まる30年経とうかと言う人の検索ボリュームとしては、十分なものがあると思うのです。(ちなみに石原裕次郎没後30年のイベントがないのも残念ですね…)

 何事にも派手好みだった現代の傾奇者、石原裕次郎の歴史の一幕がこんな形で終わるのはもったいない…。大番頭のコマサさんこと小林正彦さんも亡くなられ、苦しいところではありますが、これからも石原プロモーションには頑張って欲しいと思うのです。

 1年前に閉館の告知を出したのが唯一のファインプレーだとは思いますが、石原裕次郎記念館が、単に石原裕次郎のグッズを買える場所ではなく、石原裕次郎の在りし日の息吹を肌で感じられる場所であってほしいと切に思いました。そして書いててふと思いましたが、小樽の石原裕次郎記念館閉館後は、西部警察のときの日本全国縦断ロケのように、石原裕次郎の生きた証を全国に出向いて届けるのもありじゃないかと思います。このエントリーを読んで少しでも、石原裕次郎記念館に訪れる人が増え、閉館の取りやめが実現すると嬉しいですね。


【2017年4月29日追記】嬉しいニュースを見つけました。



 なんと、2017年6月17日と21〜24日の計5日間、石原裕次郎の没後30年を記念し、NHK-BSプレミアムで放送時間が13時間に及ぶ大型特集を放送することになりました!これは楽しみですね。石原裕次郎ブームの復活に期待したいところです。


2017年1月1日日曜日

2017年の読書記録

2017年に読んだ本のリストです。2016年は10冊しか読めてないので、2017年は目標50冊ペースで読みたいです。



読んだ本


  1. 自分の時間を取り戻そう―ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 - ちきりん - 2017年1月2日読了

     生産性を高く保つことで、自分の時間を確保するという主張はものすごく参考になります。生産性に関する気付きを「ブラジルと日本の農業の違いにヒントがあった」として、日本人は「農地面積あたりの収穫高」を高めることに注力する一方「農業従事者ひとりあたりの収穫高」には無関心だった、という考察が面白かったです。確かに。生産性を高めるヒントは欠乏から、とするいつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学にも通じる考え方ですね。

  2. 鬼速PDCA - 冨田和成 - 2017年2月4日

    PDCA自体は非常によく聞く手法ではありますが 、実際にそれを運用して成果をあげろと言われると、なかなか難しいと感じる人も多いはず。そんな人にぜひ読んで頂きたい一冊です。

  3. すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法 - 菅原洋平 - 2017年5月21日読了

     作業療法士の視点から、自分の脳を「すぐできる」ように仕向けてやるポイントが紹介してあります。

  4. 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術 - 樺沢紫苑 - 2017年5月25日読了

    朝は、集中力が高まる「脳のゴールデンタイム」なので、フル活用する。昼は、「脳にいいリセット術」でダラダら仕事を脱する。夜は、「正しい運動」が疲れた脳をシャキッとさせる。それぞれの具体的なやり方が書いてあり、実践的で非常に面白かったので、書評メモをまとめました。
  5. マンダラ手帳とマンダラ思考 - 松本寧雄 - 2017年7月23日読了

    たまたま知り合いから、マンダラ手帳を教えてもらって、使い方を知りたくて購入。仏教の考え方をベースに、スケジュール管理の手法をまとめたマンダラ手帳もなかなかに使えそうです。

  6. なぜ一流のリーダーは東京-大阪間を飛行機で移動するのか - 能町光香 - 2017年8月1日読了

    こちらも知り合いからおすすめされて読んでみた一冊ですが、なんとなく読んだことのある内容ばかりでイマイチぐっと来ませんでした…。
  7. 人もチームもすぐ動く ANAの教え方 - ANAビジネスソリューション - 2017年8月8日読了

    書いてあることはまぁその通りだと思います。が、どこか面白みにかける内容なのはなぜだろう…。

  8. 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること - 河合雅司 - 2017年9月14日読了

    これからの日本に起きることを、人口減少の観点から読み解いている本書。正直今まで、少子化と高齢化の区別がついていない程度でしたが、本書を読んで以下に少子化が深刻な自体なのか、理解できました。

  9. 業界地図の見方が変わる! 無名でもすごい超優良企業 - 田宮寛之 - 2017年9月28日読了

    日本にまだまだこれだけ隠れた優良企業があることは嬉しい限りですね。株式投資している人なんかも読むと面白いんじゃないかと思います。

  10. できる人のお金の増やし方 - リチャード・テンプラー - 2017年11月4日読了

    ルールの中には、なるほど、と思わせるものが1/3くらい入っていて、為になりました。

  11. 知らないと損をする池上彰のお金の学校 - 池上彰 - 2017年11月11日読了

    入門書としては非常にわかりやすい本だと思います。知らないことも結構あったので、読んで良かったです。

  12. 池上彰と考える仏教って何ですか? - 池上彰 - 2017年11月18日読了

    先に読んだ、マンダラ手帳とマンダラ思考に刺激を受けて、ものすごく仏教に興味が出てきたので読みました。思っていた方向とはちょっと違ったのですが、面白かったです。

  13. 私の財産告白 - 本多静六 - 2017年12月30日読了

    いつか読まなきゃいけないなと思って買ってからもずっと本棚の中に埋もれていたんですが、やっと読むことができました。貯蓄は少しでも早くからするのが良いですね。


見た映画

  1. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 (字幕版)@TV(2017/01/01)


  2. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 (字幕版)@TV(2017/01/01)


  3. この世界の片隅に@映画館(2017/01/07)

    なるほど、これは確かに注目を集めるだけのことはある。広島出身の人は、必見の映画ですね。

  4. 風の谷のナウシカ@TV(2017/01/13)

    もう何度も何度も何度も見たはずなのに、テレビでやっているとついつい見てしまって悔しい。でも面白い。

  5. 君の名は@映画館(2017/01/24)

    狙って作ってるだけあって、素直に楽しめました。隣に座ってたの女の人が開始10分くらいから涙腺崩壊してて、本当にハマってしまった人はこんなもんなんだろうなぁと。

  6. 秒速5センチメートル@ビデオ(2017/01/25)

    君の名はを見た直後にたまたまテレビでやっていたので、みてみました。新海ワールドにハマる人が多いのもわかりますね。

  7. 聖の青春@ビデオ(2017/03/04)

    サンフランシスコに行く飛行機の中で視聴。3月のライオンの二階堂のモデルとなった村山聖が主人公とあっては、見るしかないですね。

  8. ラ・ラ・ランド@映画館(2017/04/07)

    冒頭、"Another Day of Sun"をBGMにした圧巻の長回しは見応え充分ですが、個人的にはそこが一番の盛り上がりポイントでした。最後はハッピーエンドにして欲しかった。

  9. 3月のライオン(前編)@映画館(2017/04/14)

    神木隆之介の桐山零がハマりすぎてる本作品。有村架純の幸田香子もナイスキャストです。

  10. 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL@映画館(2017/04/21)

    攻殻機動隊は、神山健治監督のS.A.C.に限ると思っていて、ストーリーとかは絶対S.A.C.のほうが好きですが、この実写版は映像としての再現度がなかなか高かったので、そこは評価したいところ。ビートたけしも良かったですが、ハリウッド映画においても独特の存在感を醸し出す桃井かおりが良いですね。

  11. 3月のライオン(後編)@映画館(2017/05/13)

    後半のオリジナルストーリーの部分はなんだかなぁですが、最後の宗谷名人との対局場所がかっこよすぎです。山形県にある宝珠山立石寺だそうです。

  12. 関ヶ原@映画館(2017/10/09)

    岡田准一、有村架純という超豪華キャストに加えて、本格的な歴史物だろうと思って見に行ってみたら、正直イマイチでした…。

  13. アウトレイジ最終章@映画館(2017/10/27)

    やー、久しぶりにみました、北野武監督作品。何も考えずにストーリーを楽しむにはいいですね。

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