2016年11月12日土曜日

Google Drive 派のあなたがカンバン方式のタスク管理ツールを探すなら、Trello よりも Kanbanchi のほうが断然おすすめです



タスク管理を如何に効率的に行うか?

 これは意識高い系のライフハッカーな人たちにとっては、ご飯が何倍でも進むテーマですよね。私は、意識高い系でもライフハッカーな人でもないですが、いつも試行錯誤を繰り返しながら、いろいろと新しいツールを試しています。ここのところは、世間で大流行中の Trello を使っていたんですが、最近、同じくカンバン方式のタスク管理ツールで、Google Drive と非常に連携性の良い、Kanbanchi というサービスを見つけて、速攻乗り換えたので、ご紹介しておきます。年末年始のお休みで、何かいいツールないかな、とお探し中の方には、ぜひ試してみて頂きたいツールです。

カンバン方式タスク管理ツール Trello とは


 カンバン方式は、言わずと知れたトヨタ自動車を世界一の自動車メーカーに押し上げた、効率を高めるための技術体系であり、ジャスト・イン・タイム生産方式とも言われています。この辺も、ググるといろいろと情報が出てくるので、ぜひ調べてみてください。

 ここでご紹介する Trello は、このカンバン方式に強い影響を受けていて、カンバン方式を意識したプロジェクト管理を行うには、ぴったりのサービスです。

Trello

Infinitely flexible. Incredibly easy to use. Great mobile apps. It's free. Trello keeps track of everything, from the big picture to the minute details.

 詳しい紹介も、腐るほどあるので、興味のある方は、ぜひ調べてみてください。代表的なところは、こんなところかと。


 私も、なんだかんだと1年くらいはTrelloを使ってました。しかし、ツールのコンセプトはほぼそのままで、Google Drive との連携性の良いツールを見つけてしまったので、あっという間に乗り換えてしまいました。それが Kanbanchi です。


Trello の操作性をほぼそのままに、Google Drive との連携性の良い Kanbanchi


 Kanbanchi は、カンバン方式でタスク管理をする際に便利なツールであるという点や操作性は、Trello とほぼ同様ですが、 Google Drive との連携性が優れているという1点において、Trello の追随を許さない利便性を発揮します。サービスも、Google Drive の拡張機能の一つとして提供されています。

Kanbanchi Features

Convert your Kanbanchi Dashboard to a Gantt Chart in one click. See how all your cards relate in time and visually plan project schedules with your team. * Card from email, Export to Google Sheets, Sorting cards by priority, Dashboard Backups and List View included Track your time right within Kanbanchi - choose a card, start the timer, and stop it when you're done.

 実際、上の画面イメージを見ても分かる通り、操作性については Trello とほぼ同等なので、Trello ユーザーの方ならほぼ迷うことはないでしょう。素晴らしい。GoogleドライブにTrello風タスク管理機能を拡張できる「Kanbanchi」を試してみた! | アプギガ を読んでもらえれば、ほぼその場で使えるようになると思います。

 嬉しいのは、ボードの共有が Google Drive のドキュメントの共有と同じ形で行えること。これは Google Drive のヘビーユーザーにとっては、圧倒的にメリットですね。G Suite (旧 Google Apps )を導入している会社さんなんかで、Trello の導入を検討されている場合は、ぜひ一度 Kanbanchi も検討されると良いでしょう。ユーザー側の、操作性に対する混乱が少なくていいですし、ドキュメントの管理がすべて Google Drive 内で行えるので、管理が楽だと思います。

 もう一つ、Trello からのデータを、JSON経由で簡単に Kanbanchi に取り込むことができるので、移行が驚くほど簡単です。手順を以下にまとめておきます。

Trello 側のエクスポート作業

  1. 移行したいボードを Trello で開く
  2. 画面右上の「ボードメニューを表示」をクリック
  3. ボードメニューの「もっと見る」をクリック
  4. 「印刷とエクスポート」をクリック
  5. 「JSONでエクスポート」をクリック
  6. すると、下のような文字ばかりのページが開くので、 Chrome の場合だと「メニュー」から「その他のツール」で「名前をつけてページを保存」で、.json という拡張子で保存しておきましょう。


Kanbanchi 側のインポート作業

  1. Kanbanchi にアクセスし、ダッシュボード選択画面を開く
  2. 「Create dashboard」の下にある、「Import Your Trello Board」をクリック
  3. ファイル選択画面が立ち上がるので、「Select a file from your computer」ボタンをクリックし、先ほど Trello からエクスポートしたjsonファイルを選択

たったのこれだけで、あっという間にデータの移行が完了します。簡単すぎますね。"JSONファイル?なにそれ?美味しいの?"って人でも、JSONファイルを何かするわけではないので、安心して作業できますね。

 ちなみに、この Kanbanchi は、アクセスすると、 https://kanban-chi.appspot.com にURLに飛ばされます。appspot.com で動いているということは、 Google App Engine で動いているってことで、これまた Google 推しなユーザーには、安心ですね。


まとめ


というわけで、Google Drive 派の人たちにぜひおすすめしたかったので、 Kanbanchi のご紹介でした。これから、年末の振り返りの時期を迎えますが、来年の計画立案をどのツールでやるか迷っている方や、 G Suite をバリバリ使っているけど、Trello も使っているよ、という方は、ぜひ試してみてください。

 

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