2016年6月26日日曜日

Google Map で勝手に写真を投稿されないための設定メモ

 最近このブログに、「google マップ 写真 勝手に」などのキーワードでたどり着いていただくことが多いようです。Google 先生は新機能をリリースすると、使って欲しい機能をデフォルトでオンにした状態でリリースする傾向にあるので、簡単にですが設定メモを残しておきます。




Twitterにあふれる「Google Map が勝手に写真を投稿しようとして困る」という怨嗟のつぶやき


 気になってTwitterで「Google マップ 勝手に」で検索してみると、出るわ出るわ、そんなこと勝手にされても困るんですけど、というツイート。こんな感じで、皆さんお困りのご様子です。私はヘビーなGoogle Map ユーザーですが、それでも意図せず写真をアップされるのは、気持ちのいいものでは無いですよね…。










 まだまだ、他にもたくさんありましたが、キリがないので、この辺で。アプリの仕様変更って、やっぱり影響力が大きいですね。


Google Map で勝手に写真を投稿されないための設定メモ


 Google Map で勝手に写真を投稿されないために、「じゃあ、どうすればいいの?」って話なんですが、これを理由に Google Map を使わないという選択に走るのはもったいない。正しく使えば超絶便利なアプリです。対応策としては、もちろん、意図した動作をしてくれるように設定して使いましょう、の一言につきます。実は、アプリの「設定」メニューから、簡単に設定を変更することができます。


1. まずは Google Map のアプリを起動して、画面上のハンバーガーメニューをタップ。



2. メニューが出てくるので、下までスクロールして、「設定」をタップ。



3. 画面中ほどにある「通知」をタップ。



4. すると、「通知」に関する設定画面が開くので、ここで、不要な通知を「OFF」に設定していきましょう。



 勝手に写真を投稿されてしまう問題については、「写真の追加」と「初めての写真の追加」をOFFにしておけば大丈夫なようですが、一切勝手なことをされたくない場合は、全部OFFにしてしまいましょう。地図として使う分には全く影響ありません。

 ちなみに、この設定は、現在のところ、ブラウザやiOSの Google Map からは設定できず、Android の Google Map の設定のようです。(恐らくですが、iOS版では、そもそも勝手に写真を投稿される機能がないようです。)この辺りの機能は、Google Map のヘルプページに詳しく記載されてますので、興味のある方はご一読ください。

まとめ


 というわけで、ちょっと気になったので、Google Map で勝手に写真を投稿されないための設定メモでした。基本的には Google Map は大好きなアプリで、よりレベルの高いローカルガイドを目指して修行中ですが、それでも勝手に写真あげられちゃうとびっくりしますからね…。正しく設定して、快適に使いましょう。



2016年6月18日土曜日

chromebookを仕事で利用する時に設定しておきたい基本設定メモ

 chromebook 便利ですよね。丁度導入して一年が経ちますが、だんだん遅くなってきたので、PowerWashをかけて初期化しました。一年も使っていると意外にも、自分好みのカスタマイズを結構設定して使っていることに気付いたので、その設定メモです。



長く使っていると直面するchromebookのパフォーマンス問題


 chromebookは使い始めた当初は、びっくりするほどさくさく動きます。しかし、使い続けるに連れ、だんだん重くなってくるのもまた事実。


と言った声もよく見ます。そこで、"chromebook 重い" などのキーワードで検索して、重くなってしまったChromebookを高速化する方法 | chromebooker を参考に対処法を試してだましだまし使っていましたが、最終的には PowerWash で初期化をしました。しかし、これが効く。買った当初と同じレスポンスになります。

 初期化しても、Google アカウント側の設定はほとんどクラウド側から勝手に降ってくるので問題ないですが、chromebook側のローカル設定だけは、PowerWashでの初期化後に個別に再設定が必要なので、忘れないようにその部分の設定をメモしておきます。
 ちなみに、chromebookのPowerWashについては、PowerwashしてわかったChromebookの本当の実力 | tomokimatsubara.net が参考になりますよ。


仕事用にchromebookを使うときにこれだけはやっておくべき基本設定


個人的に外せない設定を幾つかまとめておきます。随時追加予定です。

「スリープから復帰する際にパスワードを入力する」を有効にする


 設定画面をスクロールしていくと、「ユーザー」という設定項目があります。そこにある、「スリープから復帰する際にパスワードを入力する」のチェックボックスをオンにしましょう。


 これはセキュリティ対策の基本中の基本、ビジネスでchromebookを使うのであれば、必要な設定ですね。絶対に、設定を有効にしておきましょう。

「ログインページにユーザー名と写真を表示する」を無効にする


 上のキャプチャの「他のユーザーを管理」をクリックすると、ユーザーに関する詳細設定オプションが表示されます。「ログインページにユーザー名と写真を表示する」のチェックボックスをオフにしましょう。


 一つのchromebookで、仕事用とプライベート用など複数のGoogle アカウントを使い分ける際は、この設定も必須でしょう。この設定をしておかないと、誰がこのchromebookを使っているかまるわかりです…。ユーザーを選ぶと、メールアドレスが選択された状態になるので、あとはパスワードがバレてしまうと、簡単に乗っ取られてしまう可能性もあります。

 他の人に使わせたくない場合は、「ゲストのブラウジングを許可する」は無効に、「ログインを以下のユーザーに制限する」は有効に設定しておきましょう。「監視対象ユーザーを有効にする」は、chromebookの特徴的な機能の一つです。いわゆるchromebook版ペアレンタルコントロールです。監視対象ユーザーで遊んでみました。 | Chromebookのある生活 あたりご覧いただくと、イメージつかめるのではないかと思います。子供に使わせるときに活用したい機能ですね。

ユーザー辞書のエクスポート/インポート


 これは仕事に使うとき、というよりは、PowerWashで初期化する前に、という感じの設定ですが、意外に忘れがちなので、ぜひやっておきましょう。

 設定画面の「言語」→「言語と入力の設定」ボタンをクリック→「Google日本語入力(日本語キーボード用)」のチェックボックスをオンにして「設定」ボタンをクリック→「User dictionaries」欄の「Manage user dictionary」ボタンをクリックすると、chrome日本語入力のユーザー辞書画面が開きます。

 画面一番下に、「Dictionary management」のところに、「Export」「Import」ボタンがあるので、ここから設定できます。なぜこのユーザー辞書だけ、クラウド側でデータを持ってくれないのか謎で謎で仕方ありません…。

まとめ


  Windows を使っていた頃だと初期化するとなると、その後のソフトのインストールやデータの移行で、丸一日潰れることを覚悟しないといけない作業でしたが、chromebookは、クラウド側から設定が降ってくるので、気軽に初期化できて最高ですね。他にも気付いた設定があったら、随時書き足していきます。


2016年6月11日土曜日

室屋義秀選手悲願の初優勝おめでとう!Red Bull AIR RACE CHIBA 2016 を見てきました。(…といっても初日)

 Red Bull AIR RACE をご存知でしょうか?レッドブル・エアレースとは、世界最速にして究極の三次元モータースポーツ。空のF1とも呼ばれる、国際航空連盟公認のエアレースです。日本では2015年から幕張海浜公園で開催されていて、どうしても生で見たくて行ってきました。



今思い出しても悔しい Red Bull AIR RACE CHIBA 2015 での出来事 


 実は、レッドブル・エアレースを見に行こうとしたのは、今年で2回目でした。それはちょうど一年前のこと、日本で初めてレッドブル・エアレースが開催されるということで、張り切ってチケットを手に入れたものです。
 そして当日、片道2時間かけて会場の海浜幕張公園に向かう道すがら、海浜幕張駅を出たところでその事件(事故?)は起こりました。駅の改札を出て会場に向かって歩いていると、結構な数のダフ屋さんや、「チケット譲ってください」って人が立っていて、「日本初開催なのに、随分と人気のイベントなんだなー、さっくりとチケット入手できて良かった」とのんきなことを考えていると、ふとある事実を思い出してしまったのです。

「あ、今日のチケット、持ってくるの忘れてる…orz」

 本当にうっかりしていたのですが、その日はいつもと違うかばんを持ってでかけていて、チケットはいつも使うかばんの中…。痛い、これは痛すぎる…。諦めるに諦めきれないので、とりあえず入口まで言ってこう聞いてみました。

「チケット持ってくるの忘れたんですが、当日券ってありますか?」

すると、受付の方はにこやかにこう答えてくれました。

「現在購入いただけるチケットは、15万円のクラブラウンジ当日券のみとなっております」

 …。というわけで、2015年のエアレースは、ここで終わってしまったのでした。受付の人は全く悪くないけど、このこみ上げてくる激しい怒りをどうすれば良いのか…?というわけで、遠くで聞こえる飛行機の爆音を聞きながら、いきなり!ステーキ プレナ幕張店で、サーロインステーキをやけ食いして、すごすごと帰路に着いたのでした…。あー、悔しい。まぁ要するに、完全な自業自得なんですが。


満を持して臨んだ Red Bull AIR RACE CHIBA 2016 だがしかしその初日は…。


 というわけで、もうそれはそれは首を長くして待っていた、今年のレッドブル・エアレース。今年は、チケットも忘れずに持ったし、準備万端で会場に向かいました。今年は、海浜幕張駅もエアレース一色に染まってました。





しかし、会場で待っていたのは、荒天でした…。

荒ぶる海…。パイロンも風に煽られ斜めになってます。



挙句、風に煽られ、倒れるパイロン…。



そして、まさか、というか、案の定、というか、残念ながら中止の告知が…。



英語で、
"Dear Visitors, please pay attention to the following safety message. Due to the weather conditions, the race has been discontinued.
 For ticketing information visit redbullairrace.com and rbar.jp for details.
 In the mean time, we invite you to enjoy the activities in the activation zone."
と書かれていて、要は
「ご来場者の皆様、このメッセージにご注目ください。天候の悪化のため、レースは中止となりました。チケットの情報は、redbullairrace.comrbar.jp で詳細をお伝えします。
気を取り直して、アクティビティゾーンで楽しんでね。」
と。

 というわけで、まさかの荒天中止。もちろん、レースの安全が第一なので、仕方ない決断とは言え、こうして2年越しのレッドブル・エアレースを観戦するという野望は、見事に打ち砕かれたのでした…。こうなったらもう、飲むしかない、ということで、レッドブルで乾杯。






というわけで、レッドブル・エアレースの会場を楽しんできました。


大会が中止になり、空中で繰り広げられる熱いバトルは楽しめませんでしたが、せっかく幕張海浜公園まで来たので、会場を楽しんできました。

メインのパブリックビューイングエリア。千葉のご当地グルメを中心に出店が沢山あって、同じくレースを見れずに残念だった人たちが、やけ食い(?)してました。去年の自分を見るようだ。



誰もいないデラックスシートエリア。



ぶらぶらしていると、オーロラビジョンで記者会見の中継が始まり、室屋選手のインタビューが見れました。初日が中止になってしまって観客も残念ですが、地元開催のレースで飛べなかった室屋選手の悔しさがひしひしと伝わってきました。



 アクティビティエリアでは、飛行機の展示もあって、一番エアレースっぽい雰囲気を味わえました。



そして、ジブリの名作、「紅の豚」のポルコ・ロッソ氏の「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ!」というあの名言を、しみじみと思い出したのでした。


 みんな考えることは同じようで、会場の様子は、このあたりのサイトで詳しく紹介されていて、臨場感が伝わってきますよ。




室屋義秀選手レッドブル・エアレース初優勝おめでとうございます!


 残念ながら、二日目は午前中に予定が入っていたので、見に行くことができませんでした…。しかしなんと、レースの様子は、レッドブル・エアレースの公式ホームページで、リアルタイムにストリーミング放送がされていたのです!ラウンドオブ14とラウンドオブ8は見れませんでしたが、ファイナル4からは、昨日の会場の雰囲気を脳内補完しながら、楽しむことができました。
 臨場感にこだわらなければ、意外にこれありかも。幕張海浜公園近くのタワーマンションとかに住んでれば、遠くに飛ぶ飛行機を見ながら自宅でストリーミング放送と合わせて楽しむ、なんて贅沢な楽しみ方ができそうな感じですね。

 そして結果は見事に、室屋義秀選手が地元開催のレースで、日本人として初となる優勝!Red Bull AIR RACE CHIBA 2016 は最高の形で幕を閉じました。いやー、2回とも飛んでる機体をついに見ぬまま終わるとは思いませんでしたが、室屋義秀選手が優勝する瞬間にストリーミング放送とは言え、立ち会えて良かった。





詳細は、このあたりのレポートに詳しいです。


というわけで、来年こそは、飛んでる飛行機を見たいと思います。





2016年6月4日土曜日

ジャズを好きなときに好きなだけ聴けるJAZZRADIO.comがいい感じ

 突然ですが、BLUE GIANT というマンガをご存知でしょうか?仙台市に住む高校生、宮本大がブルージャイアントと呼ばれるビッグプレイヤーを目指して成長していくジャズを題材としたマンガです。
 "絶対にオレは世界一のジャズプレーヤーになる!"
というその一心で、広瀬川の川原に一人黙々と、雨の日も風の日もテナーサックスを吹き続ける姿が、とにかく熱いんです。



 本来は音のないマンガで音楽を表現するっていうのが、これまた個人的には面白くて。読んでいると、宮本大の音が、圧倒されるくらいに聞こえてきそうな気がするんですよね。プロのジャズピアニストの上原ひろみをして、
"無音なはずの漫画から、音が聞こえてくる。心の何かを突き動かす音が。"
と言わしめるほどの迫力。

 そもそも、音楽とマンガとジャンルが違うとは言え、まるで絵画でも見ているかのように情景描写豊かな音楽が特徴の BUMP OF CHICHEN とは全く正反対のアプローチなのが面白いですね。特に、車輪の唄 はバンプでの中でも好きな楽曲で、音楽を聴いているのに絵画を見ているような錯覚に陥りますが、BLUE GIANT はまさにその逆、絵を見ているのに音楽が聞こえてくるような錯覚に陥ります。

 そんなマンガを読んでいると、どうしてもある衝動に駆られます。それは、
 "ジャズが聴きたい!"
というそのまんまの、どストレートな衝動です。

ジャズをお腹いっぱい聴きたければ、JAZZRADIO.com がおすすめです


 というわけで、BLUE GIANT を読んでいると、無性にジャズが聞きたくなるので、何かいい方法はないかと思って探していたところ、見つけてしまったのがJAZZRADIO.comです。

 すでに多くの人が愛用しているようで、


と絶賛の嵐。ジャンル別に36もあるチャンネルで、上質なジャズが聴き放題です。無料版だと30分に一回くらいのペースで、JAZZRADIO.comの紹介MCが入りますが、むしろラジオを聞いてる感じがして良いです。とにかく、シャワーでも浴びるようにジャズを楽しみたい方にめっちゃおすすめのサービスです。ブルージャイアントを読んでる時のBGMとしてはもちろんですが、友人などを招いてのホームパーティーのBGMに使ったら、絶対モテる気がします。飲食店の方なんかも、USENの変わりにJAZZRADIO.comを流すってのはありな気がしますね。

 もちろん、WEBでも聞けるし、Android/iOS向けのアプリもあるので、ランニングの際のお供にもぴったりです。ジャズが無性に聴きたくなったときは、JAZZRADIO.comでジャズ三昧を楽しみましょう。


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