不二家の事件を見るにつれ、
やはり企業に真に必要になものは、
企業活動の結果としての「ブランド」ではなく、
結果を生もうとする意思の総体としての
「文化」なのではないかと思う今日この頃。
しっかりした企業文化を持っていれば、
そもそも結果としてのブランドって
もれなく付いてくるわけですね。
ここのところの新聞には、食品関連企業の
お詫び広告がたくさん出ていると聞きますが、
まだまだたたけば埃はいくらでも出てくるんだろうなぁ。
耐震偽装のあの会社にしろ、
納豆売りまくったあのテレビ局にしろ、
氷山の一角であるというのが、
正しい見方なのでしょう。
翻ってみるに、他人に厳しく自分に甘い性格ではありますが、
少なくとも、自分にうそはつきたくないものです。